Q27 — AWS SAA-C03 第8章

第 27/65 問 | ← 第8章

Q522. ある企業が、Amazon EC2インスタンス上で単一のアベイラビリティーゾーン内に3層構成のWebアプリケーションをホストしています。このWebアプリケーションでは、EC2インスタンス上で動作する自己管理型MySQLデータベースを使用し、Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリューム上にデータを保存しています。現在、MySQLデータベースには1 TBのProvisioned IOPS SSD(io2)EBSボリュームが使用されており、ピーク時の読み書き合計で1,000 IOPSのトラフィックが見込まれています。企業は、運用上の中断を最小限に抑え、パフォーマンスを安定化させ、コストを削減しつつ、IOPS容量を2倍(2,000 IOPS)まで拡張可能な状態を維持したいと考えています。また、データベース層を、高可用性・耐障害性を備えた完全マネージド型ソリューションへ移行することを希望しています。これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?

正解: B. General Purpose SSD(gp2)EBSボリュームを搭載した、Multi-AZ構成のAmazon RDS for MySQL DBインスタンスを使用する。

解説

要件を整理すると:(1)完全マネージド、(2)高可用性・耐障害性(=Multi-AZ)、(3)ピーク時1,000 IOPS → 将来的に2,000 IOPSまで拡張可能、(4)コスト最適化。選択肢Aはio2 Block Expressを指定していますが、RDS for MySQLではio2 Block Expressはサポートされておらず、RDSが利用可能なEBSボリュームタイプはio1/io2(非Block Express)、gp2/gp3、st1/sc1のみです(※2023年以降、RDSではgp3が推奨され、io2も利用可能ですが、Block Expressは対象外)。選択肢Bのgp2は、ボリュームサイズに応じて自動的にIOPSがスケールする(例:1,000 GBで3,000 IOPS)ため、2,000 IOPSを十分に満たし、かつio2より低コストです。また、Multi-AZ構成により高可用性・耐障害性も確保されます。選択肢CのAmazon S3は、関係データベースとして不適(非SQL、トランザクション・ACID未サポート)。選択肢Dは自己管理であり、完全マネージドではないため要件に反します。したがって、最もコスト効率が良く、要件を満たすのはBです。