Q38 — AWS SAA-C03 第7章

第 38/65 問 | ← 第7章

Q468. ある企業が、動画コンテンツを投稿・変換(トランスコード)し、あらゆるモバイルプラットフォームで利用可能にするオンラインサービスを提供しています。アプリケーションのアーキテクチャでは、複数のAmazon EC2 Linuxインスタンスが動画コンテンツに同時アクセスして処理できるよう、Amazon Elastic File System(Amazon EFS)Standard を使用して動画を収集・保存しています。しかし、サービスの人気が高まるにつれ、ストレージコストが過剰に高くなってしまいました。 最もコスト効率の高いストレージソリューションはどれですか?

正解: D. 動画コンテンツの保存にはAmazon S3を使用します。処理の際には、ファイルを一時的に、サーバーにアタッチされたAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリューム上に移動させます。

解説

Amazon S3は、大規模なオブジェクトストレージに最適化されており、長期保存や頻繁でないアクセスに非常にコスト効率が良いです。一方、Amazon EFSは共有ファイルシステムとして優れており、複数EC2インスタンスからの同時アクセスに適していますが、容量単位の課金モデルのため、大量の動画データを長期間保持する場合のコストが高くなります。本ユースケースでは、動画の「保存」と「処理」のフェーズが分離可能(保存は永続的・低頻度、処理は一時的・高負荷)であるため、保存層をAmazon S3(低コスト・耐久性が高い)に、処理時の一時的な作業領域としてEBS(高速・低レイテンシ)を活用するのが最も経済的です。オプションA・BのStorage Gatewayは、オンプレミス環境との統合を主目的としており、クラウドネイティブな動画処理ワークロードには不必要かつ高コストです。オプションCは、EFSからEBSへの転送という非効率なフローを含み、EBSはマルチインスタンス共有ができないため、スケーラビリティとコスト面で劣ります。したがって、正解はDです。