Q10 — AWS SAA-C03 第7章

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Q440. オンライン学習企業がAWSクラウドへ移行しています。同社は学生記録をPostgreSQLデータベースで管理しています。同社は、データを常時複数のAWSリージョンにわたり可用かつオンライン状態に保つソリューションを必要としています。 これらの要件を、最も少ない運用オーバーヘッドで満たすソリューションはどれですか?

正解: C. PostgreSQLデータベースをAmazon RDS for PostgreSQL DBインスタンスに移行し、別のリージョンに読み取り専用レプリカを作成する。

解説

要件は「複数のAWSリージョンにわたり、データを常に可用かつオンライン状態に保つ」ことです。これは、マルチリージョンでのリアルタイムな読み書きアクセス(または少なくとも読み取りアクセス)を意味します。 選択肢A:EC2上での自前PostgreSQLクラスターは、マルチリージョン構成を実現するためには手動でのレプリケーション設定やフェイルオーバー管理など、大幅な運用負荷がかかります。 選択肢B:RDS Multi-AZは、同一リージョン内の可用性ゾーン(AZ)間での自動フェイルオーバーを提供しますが、**異なるリージョン間の冗長性は提供しません**。よって要件を満たしません。 選択肢C:RDS for PostgreSQLでは、クロスリージョン読み取り専用レプリカ(Cross-Region Read Replica)がサポートされており、自動的に非同期レプリケーションが行われ、別のリージョンで読み取り可能な状態を維持できます。また、マスターデータベースが障害を起こした場合、手動でレプリカを昇格させることで、別のリージョンで書き込み可能になるため、マルチリージョン可用性の基盤となります。RDSが管理するため、運用オーバーヘッドは極めて小さいです。 選択肢D:スナップショットのクロスリージョンコピーは、バックアップ目的であり、スナップショットから復元するまでデータはオンライン(利用可能)ではなく、RPO/RTOも大きく、リアルタイム可用性を満たしません。 したがって、要件(マルチリージョン・常時可用・オンライン)と「最小運用オーバーヘッド」の両方を満たすのは選択肢Cです。