Q36 — AWS SAA-C03 第3章

第 36/65 問 | ← 第3章

Q166. ある企業には、毎日数百件のレポートを生成する業務システムがあります。この業務システムは、CSV形式でレポートをネットワーク共有フォルダに保存します。同社は、これらのデータをAWSクラウド上にニアリアルタイムで保存し、分析に活用する必要があります。これらの要件を満たすとともに、管理負荷が最も少ないソリューションはどれですか?

正解: B. Amazon S3 File Gateway を作成します。業務システムを更新し、S3 File Gateway から提供される新しいネットワーク共有フォルダを使用するように設定します。

解説

選択肢Aでは、AWS DataSync を使用してファイルを Amazon S3 に転送し、毎日の終了時に実行されるスケジュールタスクを作成するという提案です。この手法は機能しますが、ニアリアルタイムでのデータアクセスを提供できず、Amazon S3 File Gateway を使用する場合と比較して運用上のオーバーヘッドが大きくなります。選択肢Cでは、AWS DataSync を使用してファイルを Amazon S3 に転送し、DataSync API を自動化ワークフローで活用するアプリケーションを作成するという提案です。この手法も機能し、柔軟性を提供しますが、Amazon S3 File Gateway を使用する場合と比較して開発工数が増加します。選択肢Dでは、AWS Transfer for SFTP エンドポイントをデプロイし、ネットワーク共有フォルダ上で新規ファイルを検出し、SFTP を使ってアップロードするスクリプトを作成するという提案です。この手法も機能しますが、Amazon S3 File Gateway を使用する場合と比較して構成管理の負荷が高くなります。一方、Amazon S3 File Gateway を作成し、業務システムをそのゲートウェイが提供する新しいネットワーク共有フォルダを指すよう更新すれば、複雑なインフラストラクチャ管理を必要とせずに、業務システムが生成するレポートをニアリアルタイムで安全かつ容易に Amazon S3 にアップロードできます。このソリューションでは、業務システムを新しいネットワーク共有フォルダを指すよう更新するだけで済むため、管理負荷が最小限に抑えられます。したがって、このソリューションは質問文の要件を満たしつつ、管理負荷を最小限に抑えることができます。