Q38 — AWS SAA-C03 第2章
第 38/65 問 | ← 第2章
Q103. ある調査会社は、米国内の複数地域から数年にわたりデータを収集しています。この会社は、サイズが3 TBで今後も増加し続けるデータをAmazon S3バケットにホストしています。同社は、S3バケットを持つ欧州のマーケティング会社とデータを共有し始めました。同社は、データ転送コストをできる限り低く抑えることを求めています。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. 自社のS3バケットで「Requester Pays(リクエスターペイ)」機能を有効化します。 ✓
- B. 自社のS3バケットからマーケティング会社のS3バケットへ、S3クロスリージョンレプリケーションを設定します。
- C. マーケティング会社に対してクロスアカウントアクセスを設定し、マーケティング会社が自社のS3バケットにアクセスできるようにします。
- D. 自社のS3バケットをS3 Intelligent-Tieringで構成します。その後、そのS3バケットをマーケティング会社のS3バケットと同期します。
正解: A. 自社のS3バケットで「Requester Pays(リクエスターペイ)」機能を有効化します。
解説
正解はCです。クロスアカウントアクセス(例:バケットポリシーまたはIAMロールによるアクセス許可)を設定すれば、マーケティング会社が自社のS3バケットに直接アクセスでき、データのコピーを不要にします。これにより、データ転送コスト(特にクロスリージョン転送やレプリケーションに伴うデータ転送料金)を大幅に削減できます。Aは、データ取得側(マーケティング会社)が転送料金を負担する仕組みですが、質問文では「自社のデータ転送コストを最小化したい」と明記されており、これは自社のコスト削減が目的であるため不適切です。Bは、クロスリージョンレプリケーションにより、米国リージョンから欧州リージョンへのデータ転送が発生し、多額の転送料金がかかるため、コスト最小化に反します。DのS3 Intelligent-Tieringはストレージコスト最適化の機能であり、転送コストには影響しません。また、「同期」の実現には何らかの転送メカニズム(例:aws s3 syncコマンドやLambdaによる処理)が必要で、これも転送料金を発生させます。