Q93 — AWS SAA-C03 第16章
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Q1293. ある企業が、LinuxベースのWebサーバーグループをAWSに移行しようとしています。WebサーバーはNFSプロトコルを使用して共有ファイルにアクセスする必要があります。また、Webサーバーのアプリケーションに対して一切の変更を行ってはなりません。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. 共有ファイルをS3 Standardで保存するAmazon S3バケットを作成し、WebサーバーにそのS3バケットへのアクセス権を付与します。
- B. Amazon CloudFrontディストリビューションを設定し、Amazon S3バケットをオリジンとして指定します。共有ファイルをこのS3バケットに保存します。
- C. Amazon Elastic File System(Amazon EFS)ファイルシステムを作成し、WebサーバーにEFSファイルシステムをマウントします。 ✓
- D. Amazon FSx for Windows File Serverファイルシステムを作成し、Webサーバー向けにSMBプロトコルによるアクセスを設定します。
正解: C. Amazon Elastic File System(Amazon EFS)ファイルシステムを作成し、WebサーバーにEFSファイルシステムをマウントします。
解説
正解はCです。Amazon Elastic File System(Amazon EFS)ファイルシステムを作成し、WebサーバーにEFSファイルシステムをマウントします。 ■ オプションCが最適な理由: ・NFSプロトコル対応 Amazon EFSは、完全マネージド型でスケーラブルなNFSファイルシステムであり、NFSv4.1およびNFSv4.0プロトコルをサポートしています。これにより、LinuxベースのWebサーバーとシームレスに連携でき、アプリケーションの変更を一切必要としません。Webサーバーは、ローカルのNFS共有と同様にEFSファイルシステムをマウントしてファイルにアクセスできます。 ・アプリケーション変更不要 EFSは標準的なNFSを採用しているため、既存のWebサーバーアプリケーションは、従来通り同じパスやパーミッションでファイルにアクセスし続けられます。 ・スケーラビリティと高可用性 EFSは、ストレージ容量およびスループットを自動的にスケールさせます。また、ファイルは複数のアベイラビリティーゾーン(AZ)にわたってレプリケートされるため、高い耐久性と可用性を実現します。 ・複数サーバーからの同時共有アクセス 複数のWebサーバーが同時に同一のEFSファイルシステムをマウント・アクセスできるため、サーバーグループ全体で共有ストレージを活用できます。 ■ 他の選択肢が不適切な理由: A:Amazon S3はHTTPベースのAPIを提供し、NFSプロトコルをサポートしていません。Webサーバーアプリケーションは、AWS SDKなどを用いたS3アクセスへ大幅な変更を余儀なくされ、要件である「アプリケーション変更なし」を満たせません。 B:CloudFrontはグローバルなコンテンツ配信を目的としたCDNであり、ファイルシステムではありません。NFSアクセスを提供せず、共有ファイルストレージとしての利用には不適です。 D:Amazon FSx for Windows File ServerはSMB/CIFSプロトコルを用いるため、NFSとは互換性がありません。LinuxベースのWebサーバーではSambaなどの追加設定が必要となり、場合によってはアプリケーション変更も発生する可能性があり、純粋なLinux環境には最適ではありません。 ■ 結論: オプションC(Amazon EFS)のみが以下のすべてを満たします: ・NFSプロトコルをサポート(アプリケーション変更不要) ・複数のWebサーバー間で共有・スケーラブルなストレージを提供 ・Linuxベースのシステムとシームレスに動作 最終的な正解:C