Q44 — AWS SAA-C03 第16章
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Q1244. ある企業が、オンプレミスのデータセンターから AWS へ Microsoft SQL Server のデータベースサーバーを移行したいと考えています。この企業は、SQL Server データベースのオペレーティングシステム(OS)にアクセスする必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. データベースを Amazon Aurora Serverless に移行する。
- B. データベースを Amazon RDS for SQL Server に移行する。
- C. データベースを SQL Server を実行する Amazon EC2 インスタンスに移行する。 ✓
- D. データベースを Amazon Redshift に移行する。
正解: C. データベースを SQL Server を実行する Amazon EC2 インスタンスに移行する。
解説
企業は、オンプレミス環境から AWS へ Microsoft SQL Server データベースを移行し、その SQL Server データベースのオペレーティングシステム(OS)へのアクセス権限を維持したいという要望を持っています。重要な要件は「OS レベルでのアクセス」であり、カスタム設定、サードパーティ製エージェントのインストール、トラブルシューティングなど、基盤となるサーバーに対する管理者レベルの制御が必要です。各選択肢を検討します: A. Amazon Aurora Serverless への移行:不適切。Aurora Serverless は、PostgreSQL/MySQL 互換の完全マネージド型データベースサービスであり、SQL Server をサポートしていません。また、サーバーレスであるため OS へのアクセスは一切できません。 B. Amazon RDS for SQL Server への移行:不適切。Amazon RDS for SQL Server は完全マネージド型のデータベースサービスであり、AWS が基盤となる OS、パッチ適用、バックアップなどを管理します。したがって、OS へのアクセスは許可されておらず、本要件を満たしません。 C. SQL Server を実行する Amazon EC2 インスタンスへの移行:適切。Amazon EC2 では、Windows または Linux の OS に対して完全な管理者権限(root/Administrator)が与えられます。SQL Server を EC2 インスタンス上にインストール・管理することで、オンプレミスと同様の運用が可能です。OS レベルの制御、カスタム構成、サードパーティ製ツールやスクリプトの導入など、すべての柔軟性を確保できます。 D. Amazon Redshift への移行:不適切。Amazon Redshift は完全マネージド型のデータウェアハウスサービスであり、OLTP(オンライン・トランザクション処理)ワークロード向けではありません(SQL Server は典型的な OLTP データベースです)。また、OS へのアクセスは一切提供されません。 正解:C. データベースを SQL Server を実行する Amazon EC2 インスタンスに移行する。 この選択が最適な理由: ・OS アクセス:EC2 により、サーバーに対する完全な管理者制御が可能。 ・SQL Server 対応:Standard/Enterprise エディションを含む SQL Server のインストールと実行がサポートされている。 ・カスタマイズ性:追加ソフトウェア、監視エージェント、独自スクリプトなどの導入が自由に行える。 ・移行の柔軟性:AWS Database Migration Service(DMS)や、SQL Server のネイティブなバックアップ/リストア機能など、多様な移行手法が利用可能。 補足:OS アクセスが不要であれば、管理負荷が少ない Amazon RDS for SQL Server(選択肢 B)が推奨されます。一方、Aurora Serverless(A)および Redshift(D)は、SQL Server の移行にはそもそも対応していません。