Q21 — AWS SAA-C03 第16章

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Q1221. ソリューションアーキテクトは、AWS 上で実行されるアプリケーション向けのディザスタリカバリ(DR)計画を設計する必要があります。このアプリケーションは、Application Load Balancer(ALB)の背後で Amazon EC2 インスタンス上で動作し、Auto Scaling グループに属しています。また、Amazon Aurora PostgreSQL データベースを使用しています。復旧時間目標(RTO)および復旧時点目標(RPO)は、ともに 15 分です。 これらの要件を最もコスト効率よく満たすために、ソリューションアーキテクトが実施すべき手順の組み合わせはどれですか?(該当するものを 2 つ選択してください。)

正解: B. Aurora グローバルデータベース機能を用いて、Aurora クラスターが DR リージョンへデータをレプリケートするように設定します。, C. DR リージョンに ALB および Auto Scaling グループを構成し、プライマリリージョンと同一の設定を使用します。

解説

RTO および RPO の両方が 15 分というディザスタリカバリ(DR)要件を満たすには、以下の 2 つの手順が最もコスト効率が高く、かつ要件を確実に満たします。 B. Aurora グローバルデータベース機能を用いて、Aurora クラスターが DR リージョンへデータをレプリケートするように設定します。 解説:Aurora グローバルデータベースは、低遅延のグローバル読み取りおよびディザスタリカバリを目的として設計されています。複数の AWS リージョン間でデータをほぼリアルタイムにレプリケートできるため、RPO を事実上ゼロに近づけ、15 分以内という厳しい RPO 要件を満たします。また、高い可用性と耐久性を提供するデータベース向けの最適な DR ソリューションです。 C. DR リージョンに ALB および Auto Scaling グループを構成し、プライマリリージョンと同一の設定を使用します。 解説:DR リージョンに、ALB および Auto Scaling グループをあらかじめプライマリリージョンと同一の構成で準備しておくことで、フェイルオーバー発生時に即座にトラフィックを処理できるインフラストラクチャが確保されます。これにより、必要なスケールアップを待つことなく迅速な復旧が可能となり、15 分という RTO 要件を満たします。これは、フェイルオーバー時に手動でリソースを起動する(選択肢 E)や、Auto Scaling グループの容量を最小限(1)に固定する(選択肢 D)といった方法よりもコスト効率が高く、かつ信頼性も高いアプローチです。 その他の選択肢が不適切な理由: A. Aurora のバックアップを DR リージョンへエクスポートする:この方法はデータ冗長性を提供しますが、バックアップのエクスポート・リストアには通常時間がかかり、15 分以内の RPO を保証できません。ほぼリアルタイムなレプリケーションが必要な本要件には不十分です。 D. DR リージョンの Auto Scaling グループの最小/最大/希望容量をすべて 1 に設定する:この構成では、フェイルオーバー時に必要となる規模までスケールアップするのに 15 分を超える可能性があり、RTO 要件を満たせないリスクがあります(アプリケーションの負荷や起動時間に依存)。 E. フェイルオーバー時に AWS CloudFormation を用いて手動で ALB および Auto Scaling グループを起動する:手動操作は人的エラーのリスクを高め、作業時間のばらつきも大きいため、15 分以内の RTO を確実に達成できず、また運用コストも増加します。 まとめると、Aurora グローバルデータベースによる DR リージョンへのデータレプリケーションと、DR リージョンにおける ALB/Auto Scaling グループの事前構成(プライマリと同一設定)が、RTO・RPO ともに 15 分という要件を最もコスト効率よく満たす最適な組み合わせです。