Q82 — AWS SAA-C03 第14章

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Q1082. 電子商取引企業が、顧客から注文関連情報を収集するアプリケーションを運用しています。同社は、顧客の自宅住所、電話番号、メールアドレスを格納するために1つのAmazon DynamoDBテーブルを使用しています。顧客はアカウントを作成しなくてもチェックアウトできます。また、顧客がアカウントを作成した場合、アプリケーションはその顧客情報を2番目のDynamoDBテーブルにコピーします。同社は、アカウントを作成しなかった顧客の個人を特定できる情報(PII)を、28日以内に削除するソリューションを要件としています。これらの要件を満たす中で、最も運用オーバーヘッドが少ないソリューションはどれですか?

正解: A. 最初のDynamoDBテーブルから、配達日が過去28日以上前のアイテムを削除するAWS Lambda関数を作成します。このLambda関数を毎日実行するよう、スケジュールされたAmazon EventBridgeルールを設定します。

解説

アカウントを作成しなかった顧客のPIIを28日以内に自動削除するという要件に対して、最も運用オーバーヘッドが少ないソリューションを判断するため、各選択肢を検討します。選択肢Aは、AWS LambdaとAmazon EventBridgeというサーバーレス技術を活用しており、Lambda関数によるDynamoDBアイテムの効率的な処理と、EventBridgeによる毎日の自動実行により、人的介入が最小限で済み、運用負荷が極めて低くなります。選択肢Bは、S3という追加サービスの導入と、DynamoDBとの間でのデータ移動が必要となり、アプリケーションの変更も伴うため、運用負荷が高くなります。選択肢Cは、EC2インスタンスの管理、cronジョブの設定・保守、セキュリティ対策など、継続的な運用作業が発生するため、サーバーレスソリューションと比較して大幅な運用負荷増加を招きます。選択肢DのDynamoDB TTLは、アイテム作成時に固定期間で自動削除を行う機能ですが、本ケースでは「アカウント未作成」という条件付きの削除要件であり、TTL属性の動的な設定・解除(アカウント作成時にTTLを無効化するなど)をアプリケーション側で確実に実装する必要があります。これは実現可能ではあるものの、信頼性や保守性の観点から、他の選択肢より複雑さとリスクが高まります。以上の検討から、最も運用オーバーヘッドが少なく、スケーラブルかつコスト効率の高いソリューションは、選択肢Aです。