Q81 — AWS SAA-C03 第14章
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ある企業が、PostgreSQLデータベーススキーマを使用するソフトウェアを開発しています。この企業は、開発者向けに開発環境およびテスト環境を設定する必要があります。 各開発者は、それぞれ独自の開発環境(PostgreSQLデータベースを含む)を使用します。平均して、各開発環境は1日の作業時間8時間のみ使用されます。テスト環境は負荷テストに使用され、1日あたり最大2時間使用されます。 これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?
- A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、独自のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを設定します。 ✓
- B. 各開発環境にはAmazon RDS for PostgreSQLのSingle-AZ DBインスタンスを設定し、テスト環境には単一のAmazon RDS for PostgreSQL Multi-AZ DBインスタンスを設定します。
- C. 開発環境およびテスト環境それぞれに、独自のAmazon Aurora PostgreSQL DBクラスターを設定します。
- D. Amazon Auroraグローバルデータベースを設定し、開発者が自身の認証情報でデータベースに接続できるようにします。
正解: A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、独自のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを設定します。
解説
開発およびテスト環境の設定において、最もコスト効率の高いソリューションを特定するため、各オプションを提供された使用パターンに基づいて評価します。 要件の再確認: ・各開発者は、独自のPostgreSQLデータベースを含む開発環境を使用する。 ・開発環境は平均して1日8時間のみ使用される(断続的利用)。 ・テスト環境は負荷テストに1日最大2時間使用される(断続的利用)。 各オプションの分析: A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、独自のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを設定する。 ✓ Aurora Serverless v2は需要に応じて自動的にキャパシティをスケールする。 ✓ データベースキャパシティの手動管理が不要。 ✓ 実際に使用した分だけ課金されるため、開発・テストのような断続的な利用ケースに非常に効率的。 ✓ 使用されていない間は自動的にスケールダウンし、無駄なコストを削減。 B. 各開発環境にRDS for PostgreSQL Single-AZ、テスト環境にRDS for PostgreSQL Multi-AZを設定する。 ✓ RDSは自動バックアップやパッチ適用などのマネージド機能を提供。 ✗ 固定料金制のため、実際の使用量に関わらず課金される。特に低負荷時間帯のコストが無駄になる。 ✗ Multi-AZは可用性向上のための冗長構成だが、テスト用途では過剰でありコスト増加要因。 C. 各環境に独自のAurora PostgreSQL DBクラスターを設定する。 ✓ 高性能・高可用性を提供。 ✗ クラスター単位の固定コストが発生し、断続的利用には不適切。非稼働時間帯のリソース未使用によるコストロスが大きい。 D. Auroraグローバルデータベースを設定し、開発者が共通のデータベースに接続する。 ✗ グローバルデータベースはクロスリージョンレプリケーションと高可用性を目的としており、コストが非常に高い。 ✗ 各開発者に「独自の」データベースインスタンスが必要という要件を満たさない(共有DBのため分離性・セキュリティ面でも不適)。 結論: 分析の結果、最もコスト効率の良いソリューションは、 A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、独自のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを設定することです。 この選択肢は、Aurora Serverless v2の需要連動型自動スケーリング機能を活用し、実際に使用した分だけの課金を実現します。開発・テスト環境の断続的利用特性に最適であり、運用上のキャパシティ管理負荷も最小限に抑えられます。