Q72 — AWS SAA-C03 第11章
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Q772. ある企業が、オンプレミスで実行しているWebアプリケーションをAWSに移行したいと考えています。この企業はeu-central-1リージョンに近い場所に所在しています。しかし、規制上の理由により、一部のアプリケーションをeu-central-1リージョン内に起動することはできません。また、シングルデジット(1~9)ミリ秒のレイテンシを達成したいとしています。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. アプリケーションをeu-central-1リージョンにデプロイし、Amazon CloudFrontのエッジロケーションへ、eu-central-1から企業のVPCを拡張します。
- B. AWS Local Zonesにアプリケーションをデプロイし、eu-central-1リージョンから選択したLocal Zoneへ企業のVPCを拡張します。 ✓
- C. アプリケーションをeu-central-1リージョンにデプロイし、Amazon CloudFrontのリージョナルエッジキャッシュへ、eu-central-1から企業のVPCを拡張します。
- D. AWS Wavelength Zonesにアプリケーションをデプロイし、eu-central-1リージョンから選択したWavelength Zoneへ企業のVPCを拡張します。
正解: B. AWS Local Zonesにアプリケーションをデプロイし、eu-central-1リージョンから選択したLocal Zoneへ企業のVPCを拡張します。
解説
オンプレミスからAWSへのWebアプリケーション移行、シングルデジットミリ秒のレイテンシ達成、およびeu-central-1リージョン内でのアプリケーション起動を禁止する規制への準拠という3つの要件を同時に満たすには、最も適切なソリューションは以下のとおりです: B. AWS Local Zonesにアプリケーションをデプロイし、eu-central-1リージョンから選択したLocal Zoneへ企業のVPCを拡張します。 AWS Local Zonesは、特定のAWSリージョン(ここではeu-central-1)の延長であり、主要都市圏に近接した地理的位置に配置されています。これにより、EC2インスタンスなどのワークロードをエンドユーザーに物理的に近い場所にデプロイでき、極めて低いレイテンシ(シングルデジットミリ秒)を実現できます。また、アプリケーションはeu-central-1リージョン内ではなくLocal Zone内にデプロイされるため、規制要件も満たされます。 他の選択肢が不適切な理由は以下の通りです: A. eu-central-1にアプリケーションをデプロイし、CloudFrontエッジロケーションを活用する場合:CloudFrontはキャッシュや配信のレイテンシ改善に有効ですが、アプリケーション自体の実行レイテンシ(特にシングルデジットミリ秒)を保証しません。さらに、規制によりeu-central-1内でのアプリケーション起動が禁止されている点を無視しています。 C. eu-central-1にアプリケーションをデプロイし、CloudFrontのリージョナルエッジキャッシュを利用する場合:これはAと同様に、アプリケーション実行レイテンシの低減には限界があり、シングルデジットミリ秒の達成が困難です。また、eu-central-1内での起動という規制違反の問題も解決しません。 D. AWS Wavelength Zonesを活用する場合:Wavelength Zonesはモバイル/5G向けに最適化されたエッジコンピューティング環境であり、超低レイテンシを提供しますが、一般のWebアプリケーション向けの汎用的なソリューションとしては設計されておらず、本ユースケースには最適ではありません。 したがって、規制遵守とシングルデジットミリ秒レイテンシの両方を確実に実現できる最も適切なソリューションは、選択肢Bです。