Q55 — AWS SAP-C02 第3章

第 55/75 問 | ← 第3章

Q280. ある企業がAWSクラウド上でアプリケーションを実行しています。このアプリケーションは、20台のAmazon EC2インスタンスから構成されるフェleet上で動作しており、これらのEC2インスタンスは永続的であり、複数のアタッチされたAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリュームにデータを保存しています。 企業は、別のAWSリージョンにバックアップを維持する必要があります。また、障害発生時に1営業日以内にEC2インスタンスおよびその設定を復旧できること、かつ最大で1日分のデータ損失に抑えることが求められます。さらに、担当スタッフが限られているため、運用効率とコストの最適化を図れるバックアップソリューションが必要です。既に、必要なネットワーク構成をセカンダリリージョンに展開できるAWS CloudFormationテンプレートを作成済みです。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: C. AWS Backupを使用して、EC2インスタンス向けの毎日のスケジュールされたバックアッププランを作成します。バックアップタスクを設定し、バックアップをセカンダリリージョンのバールトへコピーするようにします。障害発生時には、CloudFormationテンプレートを起動し、バックアップバールトからインスタンスのボリュームおよび設定を復元して、トラフィックをセカンダリリージョンへ切り替えます。

解説

別リージョンへのバックアップ維持、1営業日以内のEC2インスタンスおよび設定の復旧、最大1日分のデータ損失という要件を満たし、かつ運用効率とコストを最適化するソリューションは、選択肢Cです。 C:AWS Backupを用いてEC2インスタンス向けの毎日のスケジュールバックアッププランを作成し、クロスリージョンレプリケーション機能によりバックアップをセカンダリリージョンのバールトへコピーするよう設定します。障害発生時には、CloudFormationテンプレートを起動し、バックアップバールトからインスタンスのボリュームおよび設定を復元して、トラフィックをセカンダリリージョンへ切り替えます。このアプローチは、AWSが提供するネイティブなバックアップ・リカバリサービスを活用し、前回バックアップ以降の変更分のみを転送するクロスリージョンレプリケーションを採用することで、運用負荷とコストを最小限に抑えます。 A、B、Dは最適なソリューションではありません。 A:セカンダリリージョン向けの第2のCloudFormationテンプレート作成、Systems Manager Automationによるスナップショット取得と手動コピー、障害時のスナップショットからの復元など、追加の管理オーバーヘッドと複雑さを伴うため、必要以上に冗長です。 B:Amazon DLMはEBSスナップショットのライフサイクル管理には有効ですが、スナップショットの自動的なクロスリージョンコピー機能を持たないため、別リージョンへのバックアップ維持という要件を満たしません。 D:セカンダリリージョンへのEC2インスタンスの常時デプロイとDataSyncによるデータ同期は、不要なインフラストラクチャの維持や運用コストを増加させ、AWS Backupのような統合型サービスと比べて効率が劣ります。