Q57 — AWS SAP-C02 第2章

第 57/75 問 | ← 第2章

Q207. ある企業には、毎晩200 GBのエクスポートファイルをローカルドライブに書き出すオンプレミスのMicrosoft SQL Serverデータベースがあります。この企業は、バックアップをより堅牢なクラウドストレージ(Amazon S3)に移行したいと考えています。また、オンプレミスのデータセンターとAWSの間には10 GbpsのAWS Direct Connect接続がすでに設定されています。これらの要件を最もコスト効率よく満たす解決策はどれですか?

正解: A. 新しいS3バケットを作成します。Direct Connect接続で接続されたVPC内に、AWS Storage Gatewayのファイルゲートウェイをデプロイします。新しいSMBファイル共有を作成し、 nightlyのデータベースエクスポートをこのSMBファイル共有に書き込みます。

解説

選択肢Bでは、VPC内にAmazon FSx for Windows File ServerのSingle-AZファイルシステムを作成し、そのSMBファイル共有にnightlyのデータベースエクスポートを書き込むことを提案していますが、これはS3バケットを利用する場合と比較して、ストレージおよびバックアップに関する追加コストが発生する可能性があります。選択肢Cでは、Multi-AZ構成のAmazon FSx for Windows File Serverを導入し、同様にSMBファイル共有に書き込むことを提案していますが、本ユースケースではこのような高い可用性は不要であり、結果として総コストが増加します。選択肢Dでは、VPC内にAWS Storage Gatewayのボリュームゲートウェイをデプロイし、そのSMBファイル共有に書き込むことを提案していますが、これはファイルゲートウェイ+S3バケットを利用する場合と比較して、追加の設定および管理作業が必要になります。したがって、選択肢Aが最もコスト効率の良い解決策です。これは、新しいS3バケットを作成し、Direct Connect接続で接続されたVPC内にAWS Storage Gatewayのファイルゲートウェイをデプロイするというシンプルなアプローチであり、SMBファイル共有を作成してnightlyのデータベースエクスポートをそこに書き込むことができます。この方法により、FSxサーバーやストレージゲートウェイのボリュームといった追加ハードウェアの管理が不要となり、S3のスケーラビリティと耐久性を活用することでコストを削減できます。