Q11 — AWS SAP-C02 第2章
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Q161. ある企業は、AWS Organizations を使用して組織を構成しており、各部門ごとに個別の AWS アカウントが存在します。異なる部門のアプリケーションチームが、それぞれ独立してソリューションを開発・デプロイしています。 この企業は、コンピューティングコストを削減し、部門単位で適切にコストを管理することを望んでいます。また、各部門の請求明細に対する可視性を高めることも求められています。ただし、コンピューティングリソースを選択する際の運用上の柔軟性を損ないたくはありません。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. 各部門ごとに AWS Budgets を使用します。Tag Editor を使用して適切なリソースにタグを適用します。EC2 インスタンス Savings Plans を購入します。
- B. AWS Organizations で一括請求(consolidated billing)を有効化します。部門を識別するタギング戦略を実装します。サービスコントロールポリシー(SCPs)を使用して適切なリソースにタグを適用します。EC2 インスタンス Savings Plans を購入します。
- C. AWS Organizations で一括請求(consolidated billing)を有効化します。部門を識別するタギング戦略を実装します。Tag Editor を使用して適切なリソースにタグを適用します。Compute Savings Plans を購入します。 ✓
- D. 各部門ごとに AWS Budgets を使用します。サービスコントロールポリシー(SCPs)を使用して適切なリソースにタグを適用します。Compute Savings Plans を購入します。
正解: C. AWS Organizations で一括請求(consolidated billing)を有効化します。部門を識別するタギング戦略を実装します。Tag Editor を使用して適切なリソースにタグを適用します。Compute Savings Plans を購入します。
解説
正しい選択肢は C です。一括請求(consolidated billing)により、すべての部門アカウントの請求情報を1つのマスターアカウントで集約でき、部門単位のコスト可視性と管理が可能になります。部門を識別するタグ(例:Department=Finance)を一貫して適用することで、コストエクスプローラーや AWS Budgets を用いた部門別コスト分析が実現します。Tag Editor は既存リソースへのタグの一括適用に適しており、SCPs はタグの適用を強制するものではなく、主にアクセス許可の制御に使用されるため、B および D の「SCPs によるタグ適用」は誤りです。また、EC2 インスタンス Savings Plans は特定のインスタンスタイプ・OS・リージョンに限定されますが、企業が「運用上の柔軟性を損ないたくない」としている点から、ワークロードやインスタンスタイプを問わず適用可能な Compute Savings Plans の方が適しています。AWS Budgets はコスト監視・通知には有効ですが、請求の集約や部門別コスト分離の基盤にはならず、単体では要件を完全に満たしません(A・D は不十分)。したがって、C が最も包括的かつ正確なソリューションです。