Q17 — AWS SAP-C02 第1章

第 17/75 問 | ← 第1章

Q92. あるアドベンチャー企業が、モバイルアプリに新機能をリリースしました。ユーザーはこの機能を使って、ハイキングやラフティングの写真・動画をいつでもアップロードできます。これらの写真および動画は、Amazon S3 Standardストレージ内のS3バケットに保存され、Amazon CloudFront経由で配信されています。同社は、このストレージのコスト最適化を図る必要があります。ソリューションアーキテクトが調査したところ、アップロードされた写真・動画の大部分は、アップロード後30日を経過するとアクセス頻度が低くなる一方で、一部のファイルは30日以降も頻繁にアクセスされることが分かりました。また、ソリューションアーキテクトは、写真・動画をミリ秒単位の検索可用性を維持しつつ、可能な限り最低コストで実現するソリューションを実装する必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: A. S3バケットに対してS3 Intelligent-Tieringを有効化します。

解説

写真・動画のストレージコストを最適化しつつ、低頻度アクセス時にもミリ秒単位の検索可用性を維持するには、以下の選択肢が要件を満たします: A. S3バケットに対してS3 Intelligent-Tieringを有効化します。 S3 Intelligent-Tieringは、オブジェクトを「頻繁アクセス用」と「低頻度アクセス用」の2つのアクセス階層間で自動的に移動させるストレージクラスです。機械学習を活用してアクセスパターンを分析し、一定期間アクセスされていないオブジェクトを低頻度アクセス階層へ移動させながら、引き続きミリ秒単位の検索可用性を保証します。これにより、ストレージコストを削減しつつ、必要時に高速なアクセスを実現できます。 選択肢Bは不適切です。S3 Glacier Deep Archiveへの移行は、復元に数時間〜数日の待ち時間が発生するため、ミリ秒単位の検索可用性を満たしません。 選択肢Cは不適切です。Amazon EFSは、Amazon EC2インスタンス向けのファイルストレージサービスであり、大量の静的コンテンツ(写真・動画)の格納・配信にはコスト効率が悪く、またCloudFrontとの統合も想定されていません。 選択肢Dは不適切です。Cache-Control: max-ageヘッダーは、ブラウザやCDNにおけるキャッシュ保持期間を制御するものであり、S3自体のストレージコスト最適化には一切寄与しません。