Q61 — AWS SAA-C03 第8章
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Q556. ある会社は、収集した生データを Amazon S3 バケットに保存しています。このデータは、顧客の代理で実施される複数種類の分析に使用されます。要求される分析の種類によって、S3 オブジェクトへのアクセスパターンが異なります。ただし、会社はそのアクセスパターンを予測したり制御したりすることができません。また、S3 のコスト削減を望んでいます。これらの要件を満たす解決策はどれですか?
- A. S3 レプリケーションを使用して、頻繁にアクセスされないオブジェクトを S3 Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)へ移行する
- B. S3 Lifecycle ルールを使用して、S3 Standard から Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)へオブジェクトを移行する
- C. S3 Lifecycle ルールを使用して、S3 Standard から S3 Intelligent-Tiering へオブジェクトを移行する ✓
- D. S3 Inventory を使用して、アクセスされていないオブジェクトを特定し、S3 Standard から S3 Intelligent-Tiering へ移行する
正解: C. S3 Lifecycle ルールを使用して、S3 Standard から S3 Intelligent-Tiering へオブジェクトを移行する
解説
アクセスパターンが予測・制御できないという前提において、コスト最適化にはアクセス頻度に応じて自動的にストレージクラスを最適化できる機能が必要です。S3 Intelligent-Tiering は、オブジェクトのアクセス頻度をリアルタイムで監視し、自動的に頻繁アクセス層(Frequent Access Tier)と非頻繁アクセス層(Infrequent Access Tier)の間でデータを移動させます。これにより、アクセスパターンが変化しても手動介入や事前の設定不要で、常に最適なコストパフォーマンスを実現できます。一方、S3 Standard-IA への移行(選択肢 A・B)は、アクセス頻度が低く一定であることが前提であり、アクセスが再開された場合の追加料金(検索料金+データ取得料金)が発生します。また、S3 Inventory(選択肢 D)はオブジェクトのメタデータを定期的にエクスポートするツールであり、自動的な階層移行機能はなく、移行自体は別途処理(例:Lambda)が必要です。したがって、最も適切な選択肢は C です。