Q37 — AWS SAA-C03 第8章

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Q532. ある企業は、本番環境のデータベースワークロード向けに、時間のかかるデータベース管理タスクを簡素化するために Amazon RDS for PostgreSQL DB クラスターを使用したいと考えています。また、データベースの高可用性を確保し、ほとんどのシナリオで 40 秒未満の自動フェイルオーバーを実現することを求めています。さらに、読み取りワークロードをプライマリインスタンスからオフロードし、コストをできる限り抑える必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: D. Amazon RDS Multi-AZ DB クラスター展開を使用します。読み取りワークロードをリーダーエンドポイントに向けます。

解説

PostgreSQL 用の Amazon RDS Multi-AZ DB クラスター(Multi-AZ DB クラスター)は、単一の書き込み可能なプライマリノードと最大 2 台の読み取り専用セカンダリノードから構成され、クラスターレベルでの自動フェイルオーバー(通常 35 秒以内)を提供します。また、クラスターには「リーダーエンドポイント」が用意されており、このエンドポイントに接続すると常に現在のプライマリノード(書き込み)にルーティングされ、「リーダーエンドポイント」に加えて「リードレプリカエンドポイント」(複数のセカンダリノードへのロードバランシング)も利用可能です。ただし、選択肢 D では「リーダーエンドポイント」に読み取りワークロードを向けると、常にプライマリノードに接続されてしまうため、読み取りのオフロードには不適切です。一方、選択肢 A の「Multi-AZ DB インスタンス展開」は、1 台のスタンバイ(セカンダリ)インスタンスを持つ構成であり、フェイルオーバーは可能ですが、そのセカンダリは読み取りに使用できません(スタンバイ専用)。したがって、読み取りオフロードにはリードレプリカが必要です。選択肢 A は、Multi-AZ インスタンス+1 台のリードレプリカという組み合わせで、高可用性(Multi-AZ による 40 秒未満のフェイルオーバー)、読み取りのオフロード(リードレプリカ経由)、およびコスト最適化(最小限の追加リソース)を同時に満たします。選択肢 B は「Multi-AZ DB クラスター」と「リードレプリカ」を混同しており、Multi-AZ DB クラスターにはリードレプリカという概念はなく、セカンダリノードはクラスター内に含まれます。選択肢 C は、Multi-AZ インスタンスのセカンダリは読み取り不可であるため誤りです。よって正解は A です。