Q12 — AWS SAA-C03 第8章

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Q507. ある企業のアプリケーションは、Application Load Balancer(ALB)の後ろでAmazon EC2インスタンス上で動作しています。これらのインスタンスは、複数の可用性ゾーンにまたがるAmazon EC2 Auto Scalingグループ内で実行されています。毎月1日午前0時(深夜)に、月末の財務計算バッチ処理が実行されると、アプリケーションの応答が著しく遅くなり、EC2インスタンスのCPU使用率が即座に100%に達してしまいます。これによりアプリケーションが中断します。ソリューションアーキテクトは、ワークロードへの耐性を確保し、ダウンタイムを回避するために何を推奨すべきでしょうか?

正解: C. 毎月のスケジュールに基づくEC2 Auto Scalingのスケジュールスケーリングポリシーを設定する。

解説

このシナリオでは、負荷の急増が「毎月1日午前0時」という予測可能なタイミングで発生します。シンプルスケーリングポリシー(B)は、CPU使用率がしきい値を超えた時点でスケールアウトを開始しますが、すでにCPUが100%に達している状態では、スケーリングの遅延やスケールアウト完了までの猶予がなく、アプリケーションの中断を防げません。一方、スケジュールスケーリングポリシー(C)は、事前に定義された時刻(例:毎月1日0:00の数分前に)にあらかじめインスタンス数を増加させることで、負荷ピークに先んじてキャパシティを確保できます。これは、予測可能な定期的な負荷変動に対して最も適したアプローチです。CloudFront(A)は静的コンテンツの配信最適化に有効ですが、バックエンドのCPUボトルネックには直接対応しません。ElastiCache(D)はデータベース負荷の軽減に有効ですが、財務計算バッチのようなCPU集約型のワークロードの根本的なボトルネック解消には不十分です。