Q46 — AWS SAA-C03 第6章
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Q411. ある企業には、大量の時間に敏感なデータを生成するオンプレミスアプリケーションがあり、そのデータはAmazon S3にバックアップされています。このアプリケーションは規模が拡大し、ユーザーからインターネット帯域幅の制限による遅延に関する苦情が寄せられています。ソリューションアーキテクトは、Amazon S3へのタイムリーなバックアップを実現しつつ、社内ユーザーのインターネット接続への影響を最小限に抑える長期的なソリューションを設計する必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. AWS VPN接続を確立し、すべてのトラフィックをVPCゲートウェイエンドポイントを経由してプロキシします。
- B. 新しいAWS Direct Connect接続を確立し、バックアップトラフィックをこの新しい接続経由で送信します。 ✓
- C. 毎日AWS Snowballデバイスを注文し、データをSnowballデバイスにロードして、毎日デバイスをAWSに返送します。
- D. AWSマネジメントコンソールからサポートチケットを提出し、アカウントからAmazon S3のサービス制限の解除を依頼します。
正解: B. 新しいAWS Direct Connect接続を確立し、バックアップトラフィックをこの新しい接続経由で送信します。
解説
このシナリオでは、オンプレミス環境からAmazon S3への大量かつ時間に敏感なバックアップデータ転送が、既存のインターネット回線の帯域幅を圧迫しており、社内ユーザーのインターネット利用に悪影響を及ぼしています。長期的かつ安定した解決策が必要です。 選択肢A:VPCゲートウェイエンドポイントは、VPC内からS3へのトラフィックをVPC内ネットワーク上でルーティングしますが、オンプレミス環境から直接S3にアクセスする場合(つまり、VPC外から)には適用されません。また、VPN経由で全トラフィックをプロキシしても、インターネット帯域幅のボトルネックは解消されず、むしろ追加のオーバーヘッドが発生します。 選択肢B:AWS Direct Connectは、オンプレミス環境とAWSリージョン間を専用回線で接続するサービスであり、インターネット経由のトラフィックを回避して高帯域・低遅延・安定した接続を提供します。バックアップトラフィックをDirect Connect経由に分離することで、インターネット帯域幅への影響をほぼゼロに抑え、かつタイムリーなバックアップを実現できます。これは長期的かつスケーラブルなソリューションです。 選択肢C:AWS Snowballは、大量データのオフライン転送に適していますが、毎日の使用は非現実的です(物理的なデバイスの配送・設定・返送に数日かかるため)。また、「時間に敏感なデータ」のバックアップ要件(リアルタイムまたは近リアルタイム)を満たせず、運用負荷も非常に高くなります。 選択肢D:Amazon S3自体には、アカウント単位の「サービス制限(例:リクエスト数や帯域幅上限)」は存在しません(S3は本質的にスケーラブルで、デフォルトで高いパフォーマンスを提供)。インターネット回線の物理的帯域幅がボトルネックであるため、S3の制限を解除しても問題は解決しません。 よって、正解はBです。