Q15 — AWS SAA-C03 第4章
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Q210. ある企業は、オンプレミスでOracleデータベースを運用しています。同社がAWSへの移行の一環として、データベースを利用可能な最新バージョンにアップグレードしたいと考えています。また、このデータベースのディザスタリカバリ(DR)環境も構築する必要があります。さらに、通常運用およびDR環境の構築における運用オーバーヘッドを最小限に抑えたい要望があります。加えて、データベースの基盤となるオペレーティングシステム(OS)へのアクセスを維持する必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. OracleデータベースをAmazon EC2インスタンスに移行し、別のAWSリージョンへデータベースのレプリケーションを設定します。
- B. OracleデータベースをAmazon RDS for Oracleに移行し、クロスリージョン自動バックアップを有効化してスナップショットを別のAWSリージョンにレプリケートします。
- C. OracleデータベースをAmazon RDS Custom for Oracleに移行し、別のAWSリージョンにデータベースの読み取り専用レプリカを作成します。 ✓
- D. OracleデータベースをAmazon RDS for Oracleに移行し、別の可用性ゾーン(AZ)に待機データベース(standby database)を作成します。
正解: C. OracleデータベースをAmazon RDS Custom for Oracleに移行し、別のAWSリージョンにデータベースの読み取り専用レプリカを作成します。
解説
要件を確認すると:① 最新バージョンへのアップグレード、② ディザスタリカバリ(DR)の実現、③ 運用オーバーヘッドの最小化、④ OSレベルへのアクセスの維持——の4点が必須です。選択肢AはEC2上でのフルマネジメントであり、OSアクセスは可能で、DRもカスタムレプリケーションで実現できますが、運用オーバーヘッド(パッチ適用、バックアップ管理、監視など)が大きいため要件③を満たしません。選択肢BとDは標準のAmazon RDS for Oracleですが、RDS for OracleではOSへのアクセスが制限されており、要件④を満たしません。選択肢CのAmazon RDS Custom for Oracleは、Oracleの最新バージョンをサポートし、OSへのフルアクセス(SSHやroot権限など)を許可する一方で、RDSの管理機能(自動バックアップ、モニタリング、パッチ適用など)も活用できるため、運用オーバーヘッドを低減できます。また、クロスリージョン読み取り専用レプリカは、DR目的で使用可能(フェイルオーバーには手動介入が必要ですが、RPO/RTO要件次第で十分な場合あり)であり、要件②も満たします。したがって、すべての要件を満たす唯一の選択肢はCです。