Q33 — AWS SAA-C03 第3章
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Q163. ある企業が、Application Load Balancer の後ろで Amazon EC2 インスタンス上にグローバルな Web アプリケーションを実行しています。アプリケーションのデータは Amazon Aurora に保存されています。この企業は、障害発生時に最大 30 分のダウンタイムおよび潜在的なデータ損失を許容できるディザスタリカバリ(DR)ソリューションを構築する必要があります。また、プライマリインフラストラクチャが正常に稼働している間は、DR 環境がトラフィックを処理する必要はありません。これらの要件を満たすために、ソリューションアーキテクトは何を行うべきですか?
- A. 必要なインフラストラクチャ要素を整えた状態でアプリケーションをデプロイします。Amazon Route 53 を使用してアクティブ・パッシブフェイルオーバーを設定し、第2の AWS リージョンに Aurora Replica を作成します。 ✓
- B. 第2の AWS リージョンにアプリケーションのスケールダウン版をホストします。Amazon Route 53 を使用してアクティブ・アクティブフェイルオーバーを設定し、第2のリージョンに Aurora Replica を作成します。
- C. プライマリインフラストラクチャを第2の AWS リージョンに複製します。Amazon Route 53 を使用してアクティブ・アクティブフェイルオーバーを設定し、最新のスナップショットから復元した Aurora データベースを作成します。
- D. AWS Backup を使用してデータをバックアップし、そのバックアップから第2の AWS リージョンに必要なインフラストラクチャを作成します。Amazon Route 53 を使用してアクティブ・パッシブフェイルオーバーを設定し、第2のリージョンに Aurora のセカンダリプライマリインスタンスを作成します。
正解: A. 必要なインフラストラクチャ要素を整えた状態でアプリケーションをデプロイします。Amazon Route 53 を使用してアクティブ・パッシブフェイルオーバーを設定し、第2の AWS リージョンに Aurora Replica を作成します。
解説
グローバルな Web アプリケーション(Application Load Balancer 後方の Amazon EC2 インスタンス)と Amazon Aurora を使用する環境に対して、最大 30 分のダウンタイムおよび潜在的なデータ損失を許容するディザスタリカバリソリューションを設計するには、必要なインフラストラクチャ要素(EC2、ALB など)を事前に第2の AWS リージョンにデプロイし、Amazon Route 53 によるアクティブ・パッシブフェイルオーバーを設定するとともに、第2のリージョンに Aurora Replica を作成することが最適です。これにより、障害発生時に迅速なフェイルオーバーが可能となり、待機環境は通常時非稼働のためコストも抑制できます。Aurora Replica はクロスリージョンレプリケーションをサポートし、RPO(Recovery Point Objective)の低減にも寄与します。したがって、正解は選択肢 A です。 選択肢 B は、第2のリージョンにスケールダウン版を常時稼働させるアクティブ・アクティブ構成であり、通常時のパフォーマンス低下や不要なコスト発生のリスクがあります。 選択肢 C は、インフラの完全複製とスナップショットからの復元を想定しており、RPO が数分〜数時間以上となる可能性があり、30 分以内のデータ損失許容という要件を満たさない場合があります。 選択肢 D は、AWS Backup を用いた復元ベースのアプローチですが、バックアップの取得頻度や復元時間によって RTO/RPO が大きく劣化しやすく、要件を確実に満たすことは困難です。