Q40 — AWS SAA-C03 第2章

第 40/65 問 | ← 第2章

Q105. ある企業は、Application Load Balancer の後ろで、Amazon EC2 On-Demand Instances のグループ上で本番環境でステートレスなWebアプリケーションを実行しています。このアプリケーションは、平日の1日8時間にわたって高負荷状態になります。夜間は使用量が中程度で安定しており、週末は使用量が低くなります。企業は、アプリケーションの可用性を損なうことなく、EC2コストを最小限に抑えたいと考えています。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: B. ベースラインレベルの使用量にはReserved Instancesを使用し、アプリケーションが必要とする追加容量にはSpot Instancesを使用する。

解説

アプリケーションの使用パターンは、平日昼間(8時間)にピーク、夜間は中程度・安定、週末は低負荷という、予測可能な変動型です。可用性を保ちつつコストを最適化するには、一定のベースライン負荷(例:夜間の中程度の負荷や週末の低負荷など、常に必要な最小限の容量)に対しては、長期契約による割引効果のあるReserved Instances(またはSavings Plans)を活用するのが最も経済的です。一方、ピーク時の追加需要(平日昼間の8時間帯)には、コストが最も低いSpot Instancesを活用できますが、Spot Instancesは中断される可能性があるため、アプリケーションがステートレスであり、中断に耐えられる設計である必要があります(問題文で「stateless」と明記されています)。したがって、ベースラインをReserved Instances、ピーク時追加容量をSpot Instancesと組み合わせるのが最適です。選択肢Aは、全ワークロードをSpot Instancesにすると、中断リスクが高まり可用性が損なわれる可能性があります。選択肢Cは、ベースラインをOn-Demand Instancesとすると、コスト削減効果が低く、Reserved Instancesの恩恵を受けていません。選択肢DのDedicated Instancesは、物理サーバーの専有を意味し、コストが高く、本要件には不適切です。