Q36 — AWS SAA-C03 第17章

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Q1336. ある企業は、コンテナ化されたアプリケーションを大規模に展開したいと考えています。また、Kubernetesのオープンソースコミュニティが提供するソフトウェアソリューションも活用したいと考えています。これらの要件を満たすとともに、運用上のオーバーヘッドを最も小さくするソリューションはどれですか?

正解: B. Amazon EKSクラスター上にアプリケーションをデプロイし、EKS Auto Modeを利用します。

解説

各選択肢を検討し、要件を満たしつつ運用上のオーバーヘッドが最も小さいソリューションを特定します。 選択肢A:Amazon EKSクラスター上にアプリケーションをデプロイし、Amazon EC2インスタンスを使用したEKSマネージドノードグループを利用する Amazon Elastic Kubernetes Service(EKS)は、Kubernetesを活用したコンテナ化アプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを簡素化するマネージドKubernetesサービスです。EKSマネージドノードグループは、Kubernetesクラスター内のワーカーノード(EC2インスタンス)のプロビジョニングおよびライフサイクル管理を自動化します。ただし、ノードグループ内のEC2インスタンスの管理(例:インスタンスタイプの選定、スケーリングポリシーの設定、基盤となるインフラストラクチャのモニタリングなど)には依然として一定の運用オーバーヘッドが発生します。自己管理型クラスターと比較すれば大幅に軽減されますが、絶対的に最小のオーバーヘッドとは言えません。 選択肢B:Amazon EKSクラスター上にアプリケーションをデプロイし、EKS Auto Modeを利用する EKS Auto Modeは、EKSクラスターの管理をさらに簡素化する機能です。コントロールプレーンおよびワーカーノードの自動管理を実現し、ノードのプロビジョニング、スケーリング、パッチ適用などのタスクをAWSが代わりに実施します。これにより、企業はKubernetes基盤インフラの管理から解放され、コンテナ化アプリケーションの開発・デプロイに集中できます。EKS関連の選択肢の中では、Kubernetesクラスターに関連する複雑な管理タスクを最も多く抽象化しており、運用オーバーヘッドが最も小さい選択肢です。 選択肢C:Amazon EC2インスタンス上で実行される自己管理型Kubernetesクラスター上でアプリケーションを実行する 自己管理型Kubernetesクラスターでは、コントロールプレーンの構築、ワーカーノード(EC2インスタンス)のプロビジョニングと設定、高可用性の実装、セキュリティアップデートの適用、クラスターのスケーリングなど、すべてのクラスターマネジメント作業を企業自身が担当する必要があります。これはKubernetesの内部構造に関する深い知識と、クラスター維持に多大な時間・リソースを要するため、運用オーバーヘッドが非常に高くなります。したがって、運用負荷の最小化という観点では不適切です。 選択肢D:コンテナ化されたアプリケーションをAWS Lambda関数として実行する AWS Lambdaは、イベント駆動型かつ短時間実行の関数向けに設計されたサーバーレスコンピュートサービスです。Kubernetesが提供するような高度なオーケストレーション、サービスディスカバリー、永続ストレージ管理などの機能を必要とする大規模なコンテナ化アプリケーションには適していません。コンテナ化アプリケーションは、Lambdaが想定するシンプルな関数よりも複雑なアーキテクチャとライフサイクルを持つことが一般的です。よって、本要件には適合しません。 以上より、要件を満たしつつ運用オーバーヘッドを最も小さくするソリューションは、「Amazon EKSクラスター上にアプリケーションをデプロイし、EKS Auto Modeを利用する」(選択肢B)です。