Q82 — AWS SAA-C03 第16章

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Q1282. ある企業が、静的コンテンツとAPIから提供される動的コンテンツを配信する新しいWebアプリケーションを開発しています。この企業は、世界中のユーザーがアプリケーションにアクセスする際のレイテンシを最小限に抑えたいと考えています。これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?

正解: A. 静的コンテンツをAmazon S3バケットにデプロイします。動的コンテンツの配信にはAmazon API GatewayのHTTP APIを使用します。S3バケットとHTTP APIをオリジンとするAmazon CloudFrontディストリビューションを作成し、静的コンテンツのキャッシュを有効にします。

解説

正しいソリューションは、世界中での静的および動的コンテンツの両方に対するレイテンシを最小化しつつ、コスト効率も高くなければなりません。各選択肢を検討します。 正解:A。静的コンテンツをAmazon S3バケットにデプロイし、動的コンテンツの配信にはAmazon API GatewayのHTTP APIを使用します。S3バケットとHTTP APIをオリジンとするAmazon CloudFrontディストリビューションを作成し、静的コンテンツのキャッシュを有効にします。 なぜAが最適か: ・静的・動的コンテンツの両方に対するグローバルな低レイテンシ:CloudFront(AWSのCDN)は、世界中のエッジロケーションでS3からの静的コンテンツをキャッシュし、高速配信を実現します。動的コンテンツはAPI Gateway HTTP API経由で提供され、CloudFrontとの組み合わせにより、動的リクエストの低レイテンシも実現できます。 ・コスト効率の高さ:S3は静的コンテンツの保存に非常に低コストです。API GatewayのHTTP APIはREST APIよりも安価(100万回の呼び出し単価が低い)です。またCloudFrontによるキャッシュにより、オリジン(S3/API Gateway)への負荷が軽減され、全体のコスト削減につながります。 ・最適化されたキャッシュ:静的コンテンツはエッジでキャッシュされるため、S3へのリクエスト数が削減されます。動的コンテンツについては、必要に応じてAPI Gatewayのキャッシュ機能やCloudFrontのTTL設定を活用して、半動的データのキャッシュも可能です。 他の選択肢が不適切な理由: B:静的コンテンツをS3のウェブサイトエンドポイントから直接配信するため、CDNがなく、グローバルなユーザーに対して高いレイテンシが発生します。また、API Gatewayのキャッシュだけでは、動的コンテンツのグローバルなレイテンシ低減は達成できません(CloudFrontによるエッジアクセラレーションが欠如)。 C:EC2インスタンスは、サーバーレスな代替手段(API Gatewayなど)と比較して、コンピューティングコスト・運用管理・スケーリングの観点で高コストです。ALBも動的APIトラフィックには不要であり、余分なコストと複雑さを招きます。さらにCloudFrontは静的コンテンツのみをキャッシュし、動的コンテンツは依然としてEC2に到達するため、最適化されていません。 D:この選択肢は静的コンテンツ(S3+CloudFront)のみをカバーしており、動的コンテンツの配信手段が一切含まれていません(例:EC2、Lambda、API Gatewayなど)。したがって、要件を満たしません。 主要な比較ポイント: 要件|選択肢A|他の選択肢 静的コンテンツのグローバル低レイテンシ|CloudFront+S3|B:S3エンドポイント(無キャッシュ)、C:部分的、D:静的のみ 動的コンテンツのグローバル低レイテンシ|CloudFront+API Gateway|B:CDNなし、C:EC2/ALB、D:未対応 コスト効率|S3+HTTP API+CloudFront|B:CDNなし、C:EC2/ALB、D:不完全 シンプルさ(サーバーレス)|EC2/ALBなし|C:EC2/ALBあり 結論:選択肢Aは、以下の点で唯一の妥当なソリューションです。 ・静的および動的コンテンツの両方について、世界中でレイテンシを最小化。 ・S3、API Gateway、CloudFrontといったコスト効率の高いサーバーレスコンポーネントを活用。 ・EC2やALBなど、不要なインフラを回避。 最終的な正解:A