Q69 — AWS SAA-C03 第16章
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Q1269. ある企業がPostgreSQLデータベーススキーマを用いたソフトウェアを開発しています。この企業は、自社の開発者向けに開発環境およびテスト環境を構成する必要があります。各開発者は、それぞれ独自の開発環境(PostgreSQLデータベースを含む)を使用します。平均して、各開発環境は1日の8時間の業務時間中だけ使用されます。テスト環境は負荷テストに使用され、1日あたり最大2時間使用されます。これらの要件を最もコスト効率よく満たす解決策はどれですか?
- A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、個別のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを構成する。 ✓
- B. 各開発環境にはAmazon RDS for PostgreSQLのSingle-AZ DBインスタンスを構成し、テスト環境には単一のAmazon RDS for PostgreSQL Multi-AZ DBインスタンスを構成する。
- C. 開発環境およびテスト環境それぞれに、個別のAmazon Aurora PostgreSQL DBクラスターを構成する。
- D. Amazon Auroraグローバルデータベースを構成し、開発者が自身の認証情報でそのデータベースに接続できるようにする。
正解: A. 開発環境およびテスト環境それぞれに、個別のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを構成する。
解説
開発環境(1日8時間使用)およびテスト環境(1日2時間使用)といった断続的かつ低頻度な利用パターンにおいて、PostgreSQLデータベースをコスト効率よく構成するための最適な解決策は以下のとおりです。正解:A。開発環境およびテスト環境それぞれに、個別のAmazon Aurora Serverless v2 PostgreSQLデータベースを構成する。理由:■ オプションAが最もコスト効率が良い理由:断続的な利用に最適化された課金モデル——Aurora Serverless v2はワークロードに応じて自動的にコンピュート容量をスケールし、デフォルトで5分間の非アクティブ状態後に自動停止します。そのため、1日8時間(開発)または2時間(テスト)しか使わない環境において、不要な24時間稼働コストを大幅に削減できます。また、秒単位の課金により、実際の使用時間のみに対して支払うことができます(一方、プロビジョニング型RDSインスタンスは24時間365日課金対象となります)。■ スケーラビリティとパフォーマンス——開発者がコードをコンパイルしたりテストを実行したりするなど、変動するワークロードにも柔軟に対応可能です。ピーク負荷への過剰なキャパシティ確保(例:Single-AZ RDSでの手動サイズ設定)が不要です。■ 管理の簡素化——インスタンスサイズやスケーリングポリシーを手動で管理する必要がなく、Aurora Serverlessが自動で処理します。また、追加コストなしでマルチAZによる高可用性が組み込まれています(RDS Multi-AZはコストを約2倍にします)。■ 分離性とセキュリティ——各環境(開発/テスト)に専用のデータベースが割り当てられるため、干渉や競合が発生しません。また、企業が採用しているPostgreSQLスキーマとの互換性も保証されます。■ 他の選択肢がコスト効率が低い理由:B:RDSインスタンスは24時間稼働のため、1日8時間/2時間しか使わない環境では大量のアイドル時間コストが発生します。また、負荷テストにはMulti-AZ冗長性は不要(テスト失敗時は再実行可能)であり、無駄なコストです。さらに、ワークロード増加時に手動でのスケーリングが必要になります。C:Auroraクラスター(ライター+リーダー)は、断続的な利用には過剰な設計です。アイドル時でも最小限の容量が確保され続け、コストがかさみます(Serverless v2のようにゼロまでスケールしない)。小規模なクラスターでも、低利用シーンではServerless v2より高額になります。D:Auroraグローバルデータベースは、マルチリージョンにおけるディザスタリカバリを目的としており、個別の開発/テスト環境の分離には不適切です。また、依然としてプロビジョニング型の容量が必要であり、1日8時間利用の開発環境には明らかに過剰です。さらに、複数の開発者やテストが同一データベースを共有すると、データの競合やアクセス制御の複雑化、セキュリティリスクが高まります。■ 月額コスト比較(1開発環境+1テスト環境の概算):オプション|月額コスト(目安)|主な課題:A. Aurora Serverless v2|30~50米ドル|従量課金・自動スケーリング;B. RDS Single-AZ+Multi-AZ|200~300米ドル|24時間課金・過剰プロビジョニング;C. Auroraクラスター|150~250米ドル|アイドル時の容量コスト;D. AuroraグローバルDB|不明(高額)|不要なマルチリージョン構成・セキュリティリスク