Q65 — AWS SAA-C03 第16章
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Q1265. ある企業が、Amazon EC2インスタンス上で単一のAWSリージョンに展開されたエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)システムを運用しています。ユーザーは、EC2インスタンス上でホストされているパブリックAPIを介してERPシステムに接続します。国際的なユーザーから、自社データセンターからのAPI応答時間が遅いという報告があります。ソリューションアーキテクトは、すべての国際ユーザーに対するAPI応答時間を改善する必要があります。これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?
- A. 各ユーザーのデータセンターとEC2インスタンスを接続するため、パブリック仮想インターフェイス(VIF)を備えたAWS Direct Connect接続を設定します。ERPシステムのAPI向けにDirect Connectゲートウェイを作成し、ユーザーのAPIリクエストをルーティングします。
- B. 複数のAWSリージョンにAmazon API Gatewayエンドポイントをデプロイします。Amazon Route 53のレイテンシーベースルーティングを使用して、ユーザーのリクエストを最も近いエンドポイントにルーティングします。ERPシステムへの接続のために、各リージョン間でVPCピアリング接続を設定します。
- C. AWS Global Acceleratorをセットアップします。必要なポート向けにリスナーを設定し、トラフィックを分散するために適切なリージョン向けのエンドポイントグループを構成します。各グループにAPIのエンドポイントを1つ作成します。 ✓
- D. AWS Site-to-Site VPNを使用して、複数のリージョンとユーザーのネットワーク間で専用VPNトンネルを確立します。VPN接続を経由してAPIへのトラフィックをルーティングします。
正解: C. AWS Global Acceleratorをセットアップします。必要なポート向けにリスナーを設定し、トラフィックを分散するために適切なリージョン向けのエンドポイントグループを構成します。各グループにAPIのエンドポイントを1つ作成します。
解説
国際ユーザーのAPI応答時間を改善する最もコスト効率の良いソリューションは、選択肢C(AWS Global Acceleratorの設定)です。 選択肢Cが最適な理由: AWS Global Acceleratorは、グローバルアプリケーションのパフォーマンス向上を目的として設計されており、以下の特徴を持ちます: ・AWSの最適化されたグローバルネットワークバックボーンを経由してトラフィックをルーティングし、レイテンシーを低減します。 ・健全なエンドポイントへの自動フェイルオーバーを提供します。 ・Anycast IPアドレスを活用して、ユーザーを最も近いエッジロケーションへ誘導します。 ・API GatewayのようなAPI呼び出し単位の課金や、Direct Connectのような高額な初期設定費用を必要としないため、コスト効率が優れています。 他の選択肢がコスト効率や適合性の面で劣る理由: 選択肢A(AWS Direct Connect、パブリックVIF):Direct Connectは専用回線を必要とし、初期費用(例:1 Gbps回線で3,500ドル以上)およびデータ転送料金が高額です。また、各ユーザーのデータセンターごとに個別に接続を設定する必要があり、スケーラビリティと運用コストの面で非現実的です。 選択肢B(Amazon API Gateway+Route 53+VPCピアリング):API Gatewayはリージョンごとに課金され、複数リージョンでのデプロイと管理コストが増加します。さらに、VPCピアリングはリージョン間で1対1の接続しかサポートせず、多数のリージョンを相互接続する場合の構成が複雑かつスケーラブルではありません。 選択肢D(AWS Site-to-Site VPN):複数のリージョンおよびユーザー網とのVPNトンネル構築には、大量のトンネル管理と帯域幅制限によるパフォーマンスボトルネックが発生しやすく、またVPNの維持・監視コストも高くなります。 結論:AWS Global Accelerator(選択肢C)は、国際ユーザーのAPI応答時間を改善するための、最もコスト効率が良く、スケーラブルなソリューションです。AWSのグローバルネットワークを活用してレイテンシーを最小限に抑えつつ、他のオプションに比べて高い初期費用や運用負荷を回避できます。 最終的な回答:C