Q48 — AWS SAA-C03 第16章

第 48/100 問 | ← 第16章

Q1248. 電子商取引企業が、Amazon EC2インスタンス上でPostgreSQLデータベースを実行しています。このデータベースは、Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリュームにデータを保存しています。日々のピークI/Oトランザクション数(IOPS)は15,000 IOPSを超えないことが確認されています。同社は、このデータベースをAmazon RDS for PostgreSQLへ移行し、ディスクストレージ容量とは独立してIOPS性能をプロビジョニングしたいと考えています。これらの要件を最もコスト効率よく満たす解決策はどれですか?

正解: C. General Purpose SSD(gp3)EBSボリュームを構成し、15,000 IOPSをプロビジョニングする

解説

最もコスト効率の良い解決策は、選択肢C(gp3ボリュームで15,000 IOPSをプロビジョニング)です。 ■ 選択肢Cが最適な理由:パフォーマンスとコストのバランス ・gp3ボリュームでは、IOPSとストレージ容量を独立してスケーリング可能であり、高IOPSが必要だがストレージ容量はそれほど必要ないワークロードに最適です。 ・最大16,000 IOPSまでサポート(必要な15,000 IOPSを十分に上回る)しながら、Provisioned IOPS(io1)と比較して大幅なコスト削減が可能です。 ・コスト効率:例として、15,000 IOPSをgp3でプロビジョニングした場合の月額料金は約975ドル+ストレージ料金であり、io1と比較して顕著に安価です。 ■ 他の選択肢が不適切な理由 ・A(gp2、5 TiB):gp2は1 GiBあたり3 IOPSの比率で基本IOPSが付与されるため、15,000 IOPSを得るには5,000 GiB(=5 TiB)のストレージを強制的にプロビジョニングする必要があります。これはストレージ容量の無駄遣いであり、不要なコスト発生につながります。また、gp2のバーストIOPSは持続的なワークロードには信頼性が低く、推奨されません。 ・B(io1、15,000 IOPS):io1は30,000 IOPS以上など、極めて高いIOPSを必要とするユースケース向けに設計されており、本要件(15,000 IOPS)には過剰です。実際、15,000 IOPSをio1で提供するコストは、gp3の約10倍にもなります。 ・D(マグネティックボリューム):最大IOPSは約100 IOPSに過ぎず、要件を大きく下回ります。アーカイブ用途には適しますが、データベースには全く不適です。 ■ Amazon RDSとgp3の相性 ・Amazon RDS for PostgreSQLはgp3を完全にサポートしており、自動的なパフォーマンス最適化が行われます。アプリケーションの変更は一切不要で、RDSインスタンスのストレージタイプをgp3に変更するだけで済みます。CloudWatchでIOPS使用状況を監視し、プロビジョニングされたIOPS上限内に収まっていることを確認できます。 ■ 結論 選択肢C(gp3で15,000 IOPSをプロビジョニング)は、必要なパフォーマンスを確実に確保しつつ、不要なコストを回避できる、最もコスト効率の良い解決策です。 最終的な答え:C