Q39 — AWS SAA-C03 第16章

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Q1239. ある会社は、us-east-1 リージョンで Amazon RDS for PostgreSQL を使用してアプリケーションを実行しています。また、機械学習(ML)モデルを活用し、ほぼリアルタイムのレポートに基づいて年間収益を予測しています。これらのレポートは、同じ RDS for PostgreSQL データベースから生成されています。ビジネス時間帯にデータベースのパフォーマンスが低下しています。同社は、データベースのパフォーマンスを向上させる必要があります。これらの要件を最もコスト効率よく満たす解決策はどれですか?

正解: D. us-east-1 リージョン内に読み取り専用レプリカを作成し、レポートをその読み取り専用レプリカから生成するように設定します。

解説

要件を満たす最もコスト効率の高い解決策を判断するため、各選択肢を検討します。 選択肢A:クロスリージョンの読み取り専用レプリカを作成し、レポートをそのレプリカから生成する。 ・メリット:プライマリデータベースへの読み取りトラフィックを軽減できます。 ・デメリット:リージョン間データ転送には追加料金(リージョン外へのデータ転送料金)が発生します。また、同一リージョンの読み取り専用レプリカと比較して読み取り遅延が大きくなります。クロスリージョン関連費用により、コスト効率が悪くなります。 → 最もコスト効率の良い解決策ではありません。 選択肢B:RDS for PostgreSQL のマルチAZ DBインスタンス展開を有効化し、レポートをスタンバイDBから生成する。 ・メリット:高可用性およびフェイルオーバー対応が可能になります。 ・デメリット:マルチAZ展開におけるスタンバイDBは、読み取り操作には利用できません。フェイルオーバー専用であり、レポート負荷をオフロードできません。 → レポート生成という要件を満たせず、不適切です。 選択肢C:AWS DMS を使用してデータを新しいデータベースへ論理的に複製し、レポートをそのデータベースから生成する。 ・メリット:別のデータベース(例:Amazon Aurora PostgreSQL や別の RDS インスタンス)へデータを複製できます。 ・デメリット:AWS DMS のタスク設定・継続的なレプリケーション・ターゲットDBの運用などに追加コストがかかります。読み取り専用レプリカと比べて設定・管理が複雑です。本ユースケースでは過剰かつ高コストです。 → 必要以上に複雑で、コスト効率が低いです。 選択肢D:us-east-1 リージョン内に読み取り専用レプリカを作成し、レポートをそのレプリカから生成する。 ・メリット:ビジネス時間帯の読み取り負荷(レポート生成)をプライマリDBからオフロードし、パフォーマンスを向上させます。同一リージョン内であるため、リージョン間転送料金は発生しません。読み取り遅延も低く、コスト面でも読み取り専用レプリカはプライマリDBと同程度の価格設定であり、AWS DMSやクロスリージョン関連の追加費用も不要です。設定・運用も容易です。 ・デメリット:本ユースケースでは、特に顕著なデメリットはありません。 → 最もコスト効率が良く、実現可能な解決策です。 最終的な答え:D。us-east-1 リージョン内に読み取り専用レプリカを作成し、レポートをその読み取り専用レプリカから生成するように設定します。この解決策は、同一リージョン内の読み取り専用レプリカへレポート負荷をオフロードすることで、プライマリデータベースのパフォーマンスを向上させ、追加のクロスリージョン料金や複雑なレプリケーション費用を回避します。