Q94 — AWS SAA-C03 第15章
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Q1194. 電子商取引企業が、WebアプリケーションをAWSクラウド上で実行するよう再設計しています。このアプリケーションは静的Webコンテンツを保存する必要があり、顧客データの保存にはMicrosoft SQL Serverデータベースを使用する必要があります。また、アプリケーションは複数の可用性ゾーン(AZ)にわたって耐障害性の高い形で展開される必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. 静的コンテンツの保存にAmazon S3バケットを使用します。データベースにはAmazon RDS Custom for SQL Server DBインスタンスをデプロイします。
- B. 静的コンテンツの保存にAmazon S3バケットを使用します。データベースにはAmazon RDS for SQL ServerのMulti-AZ展開を作成します。 ✓
- C. 静的コンテンツの保存にAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)Multi-Attachボリュームを作成します。データベースにはAmazon RDS for SQL Server DBインスタンスをデプロイします。
- D. 静的コンテンツの保存にAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)Multi-Attachボリュームを作成します。SQL Serverを、別々の可用性ゾーン内の2つのAmazon EC2インスタンス上にデプロイします。
正解: B. 静的コンテンツの保存にAmazon S3バケットを使用します。データベースにはAmazon RDS for SQL ServerのMulti-AZ展開を作成します。
解説
静的Webコンテンツの保存とMicrosoft SQL Serverデータベースの利用を、複数の可用性ゾーン(AZ)にわたって耐障害性高く実現するための最適なソリューションは、選択肢Bです。「静的コンテンツの保存にAmazon S3バケットを使用し、データベースにはAmazon RDS for SQL ServerのMulti-AZ展開を作成する」です。 【静的コンテンツの保存】 Amazon S3は、静的Webコンテンツの保存に最も適したサービスです。S3は、デフォルトで複数のAZにまたがる高い耐久性・スケーラビリティ・可用性を備えており、追加設定なしで耐障害性を実現できます。 【データベースの耐障害性】 Amazon RDS for SQL ServerのMulti-AZ展開は、別のAZに同期スタンバイレプリカを自動的に作成・維持することで高可用性を提供します。プライマリAZで障害が発生した場合、RDSが自動的にスタンバイレプリカへフェイルオーバーし、ダウンタイムを最小限に抑えます。これにより、複数AZにわたる耐障害性という要件を満たします。 【他の選択肢が不適切な理由】 選択肢A:静的コンテンツをAmazon S3で保存するのは正しいですが、Amazon RDS Custom for SQL Serverは、高度なカスタマイズが必要なユースケース向けであり、RDS Multi-AZと同程度の自動高可用性を標準で提供しません。 選択肢C:Amazon EBS Multi-Attachボリュームはブロックストレージ向けであり、静的コンテンツの配信には不適切です。また、EBSボリュームは単一のEC2インスタンスに紐づくため、S3と比べて可用性・スケーラビリティが劣ります。 選択肢D:静的コンテンツの保存にEBS Multi-Attachボリュームを使うのは同様に不適切です。また、別々のAZ内の2つのEC2インスタンスにSQL Serverをデプロイしても、レプリケーション構成、フェイルオーバー機構、データ整合性の確保など、多大な手動設定と運用負荷が発生し、RDS Multi-AZほど信頼性や簡便性がありません。 【結論】 選択肢Bは、静的コンテンツにAmazon S3(本質的に高可用)、データベースにAmazon RDS for SQL Server Multi-AZ(複数AZにわたる自動高可用性)を活用しており、すべての要件を最小限の設定・管理負荷で満たします。