Q6 — AWS SAA-C03 第15章

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Q1106. ある企業が、写真のクラウドストレージおよび共有アプリケーションを構築しています。ユーザーはパソコンやスマートフォンから写真をアップロードし、クラウド上で耐久性高く保存できます。写真がアップロードされた後、大多数は最初の40~90日間で頻繁に共有・ダウンロードされます。90日以降は一般的にアクセス頻度が低下しますが、一部の写真は引き続き高いアクセス率を維持します。アプリケーションでは、当初、写真をAmazon S3 Standardに保存しています。ソリューションアーキテクトは、ユーザーエクスペリエンスやデータ耐久性を損なうことなく、アプリケーションの運用コストを削減する必要があります。これらの要件を最もコスト効率よく満たす戦略として、ソリューションアーキテクトが採用すべきものはどれですか?

正解: C. S3 Lifecycleルールを定義して、オブジェクトを65日後にS3 Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)へ移行する。

解説

このクラウドストレージおよび共有アプリケーションにおいて、運用コストを削減しつつもユーザーエクスペリエンスとデータ耐久性を維持するには、以下の戦略が最適です: C. S3 Lifecycleルールを定義して、オブジェクトを65日後にS3 Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)へ移行する。 分析: ・ユーザーエクスペリエンスとデータ耐久性: アプリケーションは高い可用性と耐久性を提供する必要があるため、ストレージクラスはこれらを保証しなければなりません。S3 Standard-IAは、S3 Standardと同等の耐久性(99.999999999%)および可用性(99.9%)を提供し、要件を満たします。 ・コスト削減: 運用コストを削減するには、写真のアクセスパターンに応じて、コストとパフォーマンスのバランスが取れたストレージクラスを選択する必要があります。 ・アクセスパターン: 写真はアップロード直後から40~90日間は頻繁にアクセスされ、90日以降は大多数が低頻度になりますが、一部は依然として高頻度でアクセスされます。 各選択肢の評価: A. オブジェクトを即座にS3 Intelligent-Tieringへ移行: S3 Intelligent-Tieringは、アクセス頻度に応じて自動的にS3 StandardとS3 Infrequent Access(IA)間でデータを移動しますが、オブジェクトの監視・評価期間は最低30日であり、40~90日の初期高頻度アクセス期間に完全には対応できません。また、90日以降も高頻度でアクセスされる写真に対しては、コスト最適化が不十分になる可能性があります。 B. 90日後にS3 Glacier Deep Archiveへ移行: S3 Glacier Deep Archiveは最もコストが低いストレージクラスですが、極めて稀にしかアクセスされず、復元時間(数時間~12時間)が許容されるワークロード向けです。90日以降も継続的にアクセスされる可能性のある写真に対しては、ユーザーエクスペリエンス(遅延・復元手順)を損なうため不適切です。 C. 65日後にS3 Standard-IAへ移行: S3 Standard-IAは、S3 Standardより低コストでありながら、高い耐久性・可用性を維持します。65日というタイミングは、40~90日の高頻度アクセス期間の中央付近に位置し、コスト削減と柔軟性の両立を図ります。90日以降も高頻度でアクセスされる写真に対しても、S3 Standard-IAは即時アクセスを可能にし、ユーザーエクスペリエンスを損なわず、かつコストを抑えるバランスの取れた選択です。 D. 90日後にS3 One Zone-IAへ移行: S3 One Zone-IAは単一のAvailability Zone内にデータを保存するため、コストは低いものの、耐久性(99.999999999%)は維持しますが、可用性(99.5%)がS3 Standard-IA(99.9%)より低く、障害発生時のデータ復旧リスクが高まります。本要件で明示されている「データ耐久性の維持」を確実に満たすには不十分です。 結論: 選択肢Cが、コスト効率・ユーザーエクスペリエンス・データ耐久性のすべての要件を最もよく満たす戦略です。65日後のS3 Standard-IAへの移行により、アクセスパターンに基づいた最適なコストパフォーマンスを実現できます。