Q56 — AWS SAA-C03 第15章
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Q1156. 金融会社が取引プラットフォームをAWSに移行しようとしています。この取引プラットフォームは、大量の市場データを処理し、株式取引を実行します。同社は、オンプレミスのデータセンターからAWSへの一貫性があり、低遅延のネットワーク接続を確立する必要があります。同社はVPC内にリソースをホストします。このソリューションはパブリックインターネットを使用してはなりません。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. AWS Client VPN を使用して、オンプレミスのデータセンターとAWSを接続します。
- B. AWS Direct Connect を使用して、オンプレミスのデータセンターからAWSへの接続を設定します。 ✓
- C. AWS PrivateLink を使用して、オンプレミスのデータセンターからAWSへの接続を設定します。
- D. AWS Site-to-Site VPN を使用して、オンプレミスのデータセンターとAWSを接続します。
正解: B. AWS Direct Connect を使用して、オンプレミスのデータセンターからAWSへの接続を設定します。
解説
オンプレミスのデータセンターからAWSへ、パブリックインターネットを経由せずに一貫性があり低遅延なネットワーク接続を確立するという要件を最も適切に満たすソリューションは、選択肢Bです。AWS Direct Connectは、オンプレミス環境とAWS間で専用のプライベートネットワーク接続を提供するサービスであり、インターネット経由の接続と比較して、遅延が低く、パフォーマンスが安定しています。特に、高頻度・大量の市場データ処理や取引実行といった、低遅延が極めて重要なアプリケーションに最適です。要件の確認:・低遅延接続(大量市場データおよび取引処理のため必須)・パブリックインターネット不使用(プライベートかつセキュアな接続)・AWS VPCへの接続。各選択肢の検討:A:AWS Client VPNは、個々のユーザーがAWSに接続するためのサービスであり、データセンターとAWS間の接続には設計されていません。また、パブリックインターネットを経由するため、低遅延・プライベート接続という要件を満たしません。B:AWS Direct Connectは、オンプレミスとAWS間の専用・プライベート接続を提供し、低遅延・高帯域幅を実現します。パブリックインターネットを一切使用しないため、取引プラットフォームのような要件に最も適合します。C:AWS PrivateLinkは、EC2やS3などのAWSサービスやカスタムエンドポイントをプライベートネットワーク経由で安全にアクセスするためのサービスです。しかし、オンプレミスからAWSへの直接的な接続手段ではなく、その基盤となるトランスポート(VPNまたはDirect Connect)が必要です。単体ではオンプレミス→AWS接続のソリューションにはなりません。D:AWS Site-to-Site VPNは、IPsecトンネルを用いてセキュアな接続を提供しますが、パブリックインターネット上を経由するため、遅延や変動性が発生しやすく、取引プラットフォームのような低遅延・高信頼性が求められるユースケースには不適です。正解はBです。AWS Direct Connectを用いることで、以下のメリットが得られます:・専用・プライベート接続(パブリックインターネット不使用)・低遅延(取引プラットフォームにとって不可欠)・高帯域幅(大量市場データ処理に対応)