Q49 — AWS SAA-C03 第15章
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Q1149. ある企業が、オンラインマルチプレイヤーゲームのネットワークを設計しています。このゲームはUDPネットワーキングプロトコルを使用し、8つのAWSリージョンに展開されます。ネットワークアーキテクチャは、エンドユーザーに高品質なゲーム体験を提供するために、レイテンシとパケットロスを最小限に抑える必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. 各リージョンにTransit Gatewayを設定し、各Transit Gateway間でリージョン間ピアリングアタッチメントを作成します。
- B. UDPリスナーおよび各リージョンのエンドポイントグループを備えたAWS Global Acceleratorを設定します。 ✓
- C. UDPを有効化したAmazon CloudFrontを設定し、各リージョンにオリジンを構成します。
- D. 各リージョン間でVPCピアリングメッシュを設定し、各VPCでUDPを有効化します。
正解: B. UDPリスナーおよび各リージョンのエンドポイントグループを備えたAWS Global Acceleratorを設定します。
解説
オンラインマルチプレイヤーゲーム(UDP使用)向けに、8つのAWSリージョンにまたがる低レイテンシ・低パケットロスのネットワークを設計する場合、各選択肢を検討します。重要な要件は以下の通りです:①高品質なゲーム体験のためのレイテンシ最小化、②パケットロスの最小化(UDPは接続指向でないためロスに弱く、ネットワーク層でこれを緩和する必要があります)、③8リージョンへのスケーラブルかつ運用可能な設計。 A:各リージョンにTransit Gatewayを配置し、リージョン間ピアリングを設定する案。Transit Gatewayは同一リージョン内でのVPC接続を簡素化しますが、グローバルな低レイテンシなリージョン間通信には最適化されていません。リージョン間ピアリングはレイテンシが高く、リアルタイムゲームトラフィック向けではありません。 B:AWS Global AcceleratorをUDPリスナーおよび各リージョンのエンドポイントグループとともに使用する案。Global Acceleratorは、グローバルなユーザーを持つアプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させるために設計されたサービスであり、AWSグローバルネットワークを活用して、最も近いエンドポイント(リージョン)へ低レイテンシでトラフィックをルーティングします。近年のアップデートによりUDPをサポートしており、ゲーミングなどのリアルタイムアプリケーションに最適です。これはレイテンシとパケットロスの最小化に最も適した選択肢です。 C:UDPを有効化したCloudFrontを用いる案。CloudFrontはHTTP/HTTPSトラフィック(WebコンテンツやAPIなど)向けのCDNであり、UDPをネイティブでサポートしていません。UDPベースのゲームトラフィックには利用できません。 D:8リージョン間でVPCピアリングメッシュを構築する案。8リージョンの完全網状接続には28のピアリング接続が必要となり、管理が極めて複雑になります。また、低レイテンシやパケットロス低減のための最適化は行われず、グローバルなゲーミングネットワークには非現実的です。 正解はBです。AWS Global Acceleratorは、AWSのグローバルネットワークを活用してゲームトラフィックを最も近いエンドポイントへ低レイテンシでルーティングし、パケットロスを抑制することで、高品質なゲーム体験を実現します。UDPリスナーと各リージョンのエンドポイントグループによる構成は、このユースケースに最も適したソリューションです。