Q4 — AWS SAA-C03 第15章
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Q1104. ある企業は、オンプレミス環境で複数の仮想マシン(VM)および仮想データベースから構成される重要な3層ウェブアプリケーションを運用しています。この企業は、AWS上にディザスタリカバリー(DR)環境を構築したいと考えています。要件として、15分の復旧時間目標(RTO)が必須であり、復旧プロセスの妥当性を検証するためにフェイルオーバーのテストが可能である必要があります。また、フェイルオーバーは自動化された仕組みで実行される必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. AWS Backup を使用してオンプレミスのVMをバックアップし、そのバックアップをAWSに復元します。RTO要件を満たすために、Amazon EC2インスタンスへの復旧を設定します。
- B. AWS Database Migration Service(AWS DMS)を使用して、オンプレミスのデータベースをAmazon RDSにレプリケートします。AWS Storage Gatewayを設定して、ベースラインおよび増分データのレプリケーションをAWSへ行い、RTO要件を満たします。
- C. AWS DataSyncおよびAWS Storage Gatewayを使用して、ベースラインおよび増分データをAWSへ移行します。DR環境の構築にはAmazon EC2、Amazon S3、およびApplication Load Balancerを使用します。
- D. AWS Elastic Disaster Recoveryを使用して、VMを増分的にAWSへレプリケートします。Elastic Disaster Recoveryを設定してDRプロセスを自動化します。 ✓
正解: D. AWS Elastic Disaster Recoveryを使用して、VMを増分的にAWSへレプリケートします。Elastic Disaster Recoveryを設定してDRプロセスを自動化します。
解説
15分という厳しい復旧時間目標(RTO)、自動フェイルオーバー機能、および本番環境への影響を及ぼさずにフェイルオーバーをテスト・検証できる要件を満たすためには、継続的かつ増分的なVMレベルのレプリケーションと、完全に自動化されたDRワークフローが不可欠です。各選択肢を検討します: A:AWS Backupは、定期的なバックアップと復元を目的としたサービスであり、リアルタイムまたは近リアルタイムの増分レプリケーションをサポートしません。バックアップからの復元には通常、長時間のダウンタイムが発生するため、15分というRTOを確実に満たすことは困難です。 B:AWS DMSはデータベースのレプリケーションに優れていますが、アプリケーション全体(VM、OS、ミドルウェア、アプリケーション設定など)を含む包括的なDRには不十分です。また、AWS Storage Gatewayは主にハイブリッドストレージユースケース向けであり、VM全体の低遅延・高頻度な増分レプリケーションや自動フェイルオーバーには適していません。 C:AWS DataSyncは大規模なデータ転送に有効ですが、VMの継続的レプリケーションやアプリケーションレベルのフェイルオーバー自動化には対応していません。Storage Gatewayも同様に、RTO要件を満たすためのVM単位の整合性保証や自動フェイルオーバー機能を提供しません。 D:AWS Elastic Disaster Recovery(EDR)は、オンプレミスおよびクラウド上の仮想化環境向けに設計された専用DRサービスです。VMの増分レプリケーションをサポートし、RTOを15分以内に収めることが可能です。さらに、フェイルオーバーおよびフェイルバックの全プロセスを自動化でき、テストフェイルオーバーを本番環境に一切影響を与えることなく実行できます。これは、すべての要件——15分RTO、自動フェイルオーバー、検証可能なテスト機能——を完全に満たす唯一のソリューションです。 したがって、正解はDです。