Q36 — AWS SAA-C03 第15章

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Q1136. ある企業が、100 TB のデータを Amazon S3 バケットに無期限に保存したいと考えています。データへのユーザーのアクセスパターンは予測できませんが、必要に応じてデータに即時アクセスできる必要があります。これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?

正解: B. データを S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスに保存します。S3 Glacier Deep Archive Access アクセスタイアを有効化します。

解説

予測不能なアクセスパターンのもとで 100 TB のデータを Amazon S3 に保存し、かつデータへの即時アクセスを保証するという要件を満たす最も適切なソリューションは、選択肢 B です。すなわち、「データを S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスに保存し、S3 Glacier Deep Archive Access アクセスタイアを有効化する」ことです。 解説: ・S3 Intelligent-Tiering:このストレージクラスは、アクセス頻度の変化に基づいて自動的に「頻繁アクセス用」と「低頻度アクセス用」の2つのアクセスタイア間でデータを移動させます。これにより、即時アクセス性を損なわず、コスト削減を実現できます。 ・Glacier Deep Archive Access アクセスタイア:このタイアを有効化すると、アーカイブされたデータに対しても即時アクセスが可能になります。アクセスパターンの変化や、一部のデータが予期せず頻繁に参照される場合にも柔軟に対応できます。 他の選択肢が不適切な理由: A:S3 Standard は即時アクセスを提供しますが、1 週間後に S3 Glacier Deep Archive へ移行すると、データは即時に取得できず、復元に時間がかかります(数時間~数日の遅延)。したがって「即時アクセス」の要件を満たしません。 C:S3 Express One Zone はコスト削減を目的としていますが、可用性と耐久性が S3 Standard より低く、また 1 週間後の移行によっても即時アクセスが保証されません(特に、Express One Zone 自体は即時アクセス可能ですが、ライフサイクルによる移行タイミングとその適用範囲に制約があり、本シナリオでは最適ではありません)。 D:S3 Intelligent-Tiering において Archive Access や Deep Archive Access タイアを無効化すると、コスト最適化の恩恵(特に極めて低頻度なデータに対するアーカイブ機能)が得られず、結果として全体のストレージコストが高くなる可能性があります。 以上より、選択肢 B は、要件である「即時アクセス性」と「コスト効率性」の両方を最もバランスよく満たすソリューションです。