Q2 — AWS SAA-C03 第15章
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Q1102. ある企業では、サービスチームが所有するワークロードを実行するために Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)を使用しています。各サービスチームは、自身が所有する ECS コンテナを特定するために、owner タグというリソースタグを付与しています。この企業は、各サービスチームが毎月 Amazon ECS コンテナにどの程度のコストをかけているかを示す AWS Cost Explorer のレポートを生成したいと考えています。 これらの要件を、最も運用効率の良い方法で満たすためには、以下のうちどの組み合わせの手順を実行すればよいでしょうか?(該当するものを 2 つ選択してください。)
- A. Cost Explorer でカスタムレポートを作成し、Amazon ECS でフィルタリングします。
- B. Cost Explorer でカスタムレポートを作成し、owner リソースタグでフィルタリングします。 ✓
- C. AWS Compute Optimizer を設定し、適正なサイズ変更(rightsizing)に関する推奨事項を確認します。
- D. owner タグをコスト配分タグ(cost allocation tag)として有効化し、Cost Explorer レポートをリンクアカウントで集計します。
- E. owner タグをコスト配分タグ(cost allocation tag)として有効化し、Cost Explorer レポートを owner コスト配分タグで集計します。 ✓
正解: B. Cost Explorer でカスタムレポートを作成し、owner リソースタグでフィルタリングします。, E. owner タグをコスト配分タグ(cost allocation tag)として有効化し、Cost Explorer レポートを owner コスト配分タグで集計します。
解説
要件を満たすには、サービスチームごとの月次コストを owner タグに基づいて正確に集計・可視化する必要があります。各選択肢を検討します: A:Amazon ECS へのフィルタリングは、対象サービスを絞る上で有用ですが、サービスチーム単位でのコスト内訳には対応しません。 B:owner リソースタグでフィルタリングすることは、チーム単位のコスト分析に向けた一歩ですが、このタグが「コスト配分タグ」として有効化されていないと、Cost Explorer による正確な集計やグループ化はできません。 C:AWS Compute Optimizer は、EC2 や ECS のリソース最適化(例:過大なインスタンスサイズの見直し)を支援しますが、チーム単位のコストレポート生成には直接関係ありません。 D:owner タグをコスト配分タグとして有効化するのは正しい手順ですが、レポートを「リンクアカウント」で集計しても、サービスチーム単位の内訳にはなりません(リンクアカウントは組織内の別アカウント単位の集計に使われます)。 E:owner タグをコスト配分タグとして有効化し、Cost Explorer レポートをそのタグで集計することで、各サービスチームが所有するリソースに紐づくコストを正確かつ自動的に集計できます。これは要件を直接・効率的に満たす最も重要なステップです。 したがって、最も運用効率の良い方法は、まず owner タグをコスト配分タグとして有効化(E)し、その後 Cost Explorer でそのタグを用いた集計レポートを作成することです。ただし、レポート作成自体は必須の操作であり、E の実行には通常、カスタムレポートの作成(A または B)が前提となります。しかし、B のように owner タグでフィルタリングするだけでは、コスト配分タグとして認識されないため集計は機能せず、本質的な解決には至りません。よって、必須かつ独立した有効なステップは E と A です:A で ECS に絞ったレポートを作成し、E で owner タグによる集計を可能にします。B は誤った前提(タグフィルタリングだけで集計可能)に基づくため不適切です。正解は A と E です。