Q91 — AWS SAA-C03 第14章

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Q1091. ある企業が、ログを処理するアプリケーションを AWS に移行したいと考えています。現在、このアプリケーションはオンプレミスのストレージエリアネットワーク(SAN)上で動作しています。アプリケーションは大規模なログファイルを逐次的に読み込み・処理します。また、最大500 MBpsのスループットを必要としています。ソリューションアーキテクトは、アプリケーションアーキテクチャへの変更を最小限に抑えつつ、このアプリケーションを移行する必要があります。これらの要件を、最もコスト効率の良い方法で満たすソリューションはどれですか?

正解: B. スループット要件に基づいてプロビジョニングされたストレージ容量を設定した、Throughput Optimized HDD(st1)タイプの Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリュームを使用する。

解説

ログ処理アプリケーションを AWS へ、アプリケーションアーキテクチャへの変更を最小限に抑えつつ、かつ最大500 MBpsのスループットを必要とする要件を満たす、最もコスト効率の良いソリューションを特定するため、各選択肢を検討します。 A:General Purpose SSD(gp3)EBS ボリューム(500 MBps プロビジョニング済みスループット) コスト:SSD であり、プロビジョニング済みスループットを設定するため、一般的に高コストです。 パフォーマンス:逐次およびランダムワークロードの両方に対して優れた性能を発揮します。 適合性:要件を満たしますが、純粋な逐次ワークロードには過剰であり、コスト効率は最適ではありません。 B:Throughput Optimized HDD(st1)EBS ボリューム(スループット要件に基づくプロビジョニング済みストレージ) コスト:HDD を使用するため、SSD オプションより低コストです。 パフォーマンス:高スループットを必要とする逐次ワークロードに最適化されています。 適合性:大規模ログファイルの逐次読み込み・処理というアプリケーション要件に非常に適合します。 C:Cold HDD(sc1)EBS ボリューム(スループット要件に基づくプロビジョニング済みストレージ) コスト:SSD よりは低コストですが、高スループット用途では st1 よりもコスト効率が劣る可能性があります。 パフォーマンス:アクセス頻度が低いデータ向けに設計されており、スループット性能は限定的です。 適合性:高スループットを要求するアプリケーションには不向きです(主にコスト削減を目的とした低頻度アクセス用)。 D:Provisioned IOPS(io1)EBS ボリューム(500 MBps プロビジョニング済みスループット) コスト:IOPS とスループットの両方をプロビジョニングするため、全選択肢の中で最も高コストです。 パフォーマンス:一貫性・予測可能な I/O 性能を必要とするワークロードに最適です。 適合性:機能的には十分ですが、主に逐次スループットを必要とするアプリケーションには過剰で、コスト面で非効率です。 以上より、大規模ログファイルの逐次処理というワークロード特性、最大500 MBps のスループット要件、およびアプリケーションアーキテクチャへの最小限の変更という制約を踏まえると、最もコスト効率の良い選択肢は以下の通りです。 B:スループット要件に基づいてプロビジョニングされたストレージ容量を設定した、Throughput Optimized HDD(st1)タイプの Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリュームを使用する。 このソリューションは、必要なスループットを SSD オプションよりも低コストで提供できるため、本アプリケーションの要件に最も適しています。