Q60 — AWS SAA-C03 第14章

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Q1060. デジタル画像処理を行う企業が、オンプレミスのモノリシックアプリケーションをAWSクラウドへ移行しようとしています。同社は数千点の画像を処理し、処理ワークフローの一環として大規模なファイルを生成しています。また、増加し続ける画像処理ジョブを管理できるソリューションが必要です。さらに、画像処理ワークフローにおける手動作業を削減する必要があります。同社は、このソリューションの基盤となるインフラストラクチャの管理をしたくありません。これらの要件を満たす中で、**最も運用オーバーヘッドが少ない**ソリューションはどれですか?

正解: B. AWS Batchジョブを使用して画像を処理します。ワークフローのオーケストレーションにはAWS Step Functionsを使用し、処理済みファイルはAmazon S3バケットに保存します。

解説

オンプレミスのモノリシックアプリケーションをクラウドへ移行し、増加する画像処理ジョブを**最小限の運用オーバーヘッド**で管理するには、以下の選択肢Bが最適です: B. AWS Batchジョブを使用して画像を処理し、AWS Step Functionsでワークフローをオーケストレーションし、処理済みファイルをAmazon S3バケットに保存する。 理由: 1. **AWS Batch**:  ・数百〜数千のバッチ処理ジョブを効率的に実行するように設計されています。ジョブの数やリソース要件に応じて、適切な種類・数量のコンピューティングリソースを自動的にプロビジョニングするため、基盤となるインフラストラクチャの管理を不要にします。 2. **AWS Step Functions**:  ・分散型アプリケーションやマイクロサービスのコンポーネントを視覚的なワークフローで容易に調整できます。これにより、複雑な画像処理ワークフローを手動介入なしで確実に管理・運用できます。 3. **Amazon S3**:  ・処理済みの大規模ファイルの保存に最適です。コスト効率が高く、スケーラビリティ・耐久性・可用性に優れており、画像処理ワークフローの出力ストレージとして理想的です。 他の選択肢の評価: A. Amazon ECS+EC2 Spot Instances:  ・コンテナ化アプリケーションには有効ですが、AWS Batchと比較してコンテナおよびEC2インスタンスの管理に追加の運用負荷がかかります。 C. AWS Lambda+EC2 Spot Instances:  ・Lambdaは短時間のタスクに適していますが、大規模な画像処理のように長時間実行が必要なケースではタイムアウト制限(最大15分)により不向きです。また、EC2 Spot Instancesとの組み合わせは構成の複雑化と管理負荷を増加させます。 D. Amazon EC2インスタンス群のデプロイ:  ・EC2インスタンスの手動管理やスケーリングが必要であり、運用オーバーヘッドが最も高くなります。サーバーレスまたはマネージドサービスを活用せず、インフラ管理負荷を軽減できません。 結論: 選択肢Bは、スケーラブルかつ堅牢でありながら、運用負荷を最小限に抑えられるAWS上の画像処理ソリューションであり、企業の要件に完全に合致します。