Q28 — AWS SAA-C03 第14章
第 28/100 問 | ← 第14章
Q1028. グローバルなEC企業がモノリシックアーキテクチャを採用しています。同社は、増加し続ける商品データのボリュームを管理するソリューションを必要としています。このソリューションはスケーラブルであり、モジュラーなサービスアーキテクチャを備えている必要があります。また、既存の構造化されたデータベーススキーマを維持する必要があります。さらに、商品データおよび商品画像を格納するストレージソリューションも必要です。 これらの要件を満たす中で、運用上のオーバーヘッドが最も少ないソリューションはどれですか?
- A. Auto Scalingグループ内のAmazon EC2インスタンスを使用してコンテナ化アプリケーションをデプロイします。Application Load Balancerを使用してWebトラフィックを分散させます。商品データおよび商品画像の保存にはAmazon RDS DBインスタンスを使用します。
- B. 既存のモノリシックアプリケーションの管理にAWS Lambda関数を使用します。商品データおよび商品画像の保存にはAmazon DynamoDBを使用します。Lambda関数間のイベント駆動型通信にはAmazon Simple Notification Service(Amazon SNS)を使用します。
- C. Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)とAmazon EC2デプロイメントを組み合わせてコンテナ化アプリケーションをデプロイします。商品データの保存にはAmazon Auroraクラスターを使用します。ワークフロー管理にはAWS Step Functionsを使用します。商品画像はAmazon S3 Glacier Deep Archiveに保存します。
- D. Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)とAWS Fargateを組み合わせてコンテナ化アプリケーションをデプロイします。商品データの保存にはMulti-AZ展開を採用したAmazon RDSを使用します。商品画像はAmazon S3バケットに保存します。 ✓
正解: D. Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)とAWS Fargateを組み合わせてコンテナ化アプリケーションをデプロイします。商品データの保存にはMulti-AZ展開を採用したAmazon RDSを使用します。商品画像はAmazon S3バケットに保存します。
解説
グローバルなEC企業が、モノリシックアーキテクチャからスケーラブルかつモジュラーなサービスアーキテクチャへ移行し、商品データの増加に対応しつつ、運用上のオーバーヘッドを最小限に抑えるための最適なソリューションは、以下の選択肢Dです。 D. Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)とAWS Fargateを組み合わせてコンテナ化アプリケーションをデプロイします。商品データの保存にはMulti-AZ展開を採用したAmazon RDSを使用します。商品画像はAmazon S3バケットに保存します。 解説: 1. Amazon ECS+AWS Fargate: ・Fargateを利用したECSは、サーバーレスなコンテナ実行環境を提供し、基盤となるEC2インスタンスのプロビジョニングや管理を不要にします。これにより、インフラストラクチャのスケーリングや運用管理に関するオーバーヘッドが大幅に削減されます。 2. Multi-AZ展開のAmazon RDS: ・RDSは、構造化されたデータベーススキーマを維持するのに最適なマネージドリレーショナルデータベースサービスです。Multi-AZ展開により、可用性と耐久性が向上し、障害発生時にも商品データの継続的な利用が保証されます。 3. 商品画像のAmazon S3保存: ・Amazon S3は、画像などの静的アセットを格納するための、高耐久性・高可用性・スケーラブルなオブジェクトストレージサービスです。コスト効率も高く、頻繁にアクセスされる商品画像の保存に最適です。 他の選択肢の評価: A. Auto Scalingグループ内のAmazon EC2インスタンス: ・機能的には可能ですが、EC2インスタンスの管理が必要なため、Fargateと比較して運用オーバーヘッドが大きくなります。また、全体としてのスケーラビリティおよびモジュラリティは、ECS+Fargateに劣ります。 B. AWS Lambda関数+Amazon DynamoDB: ・モノリシックアプリケーションとの統合には複雑さが伴い、状態を持つデータの管理が困難になる可能性があります。また、DynamoDBはスキーマレスであるため、構造化されたデータベーススキーマの維持という要件をRDSほど明確に満たしません。 C. Amazon EKS: ・Kubernetesの強力な機能は魅力的ですが、ECS+Fargateと比較して、クラスタ管理やノードグループの運用など、より高い技術的・運用的オーバーヘッドを伴います。また、商品画像をS3 Glacier Deep Archiveに保存するのは不適切です。これは長期アーカイブ向けであり、頻繁にアクセスされる画像の保存には遅延・復元コストの面で非現実的です。 結論: 選択肢Dは、スケーラビリティとモジュラリティを確保しつつ、運用オーバーヘッドを最小限に抑え、商品データおよび画像の両方を適切に扱えるソリューションであり、企業の進化するニーズに対して最も適した選択です。