Q21 — AWS SAA-C03 第14章

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Q1021. ある企業が、データ処理アプリケーションをAWSクラウドへ移行しようとしています。このアプリケーションは、中断してはならない複数の短期間実行型バッチジョブを処理します。各バッチジョブの完了後にデータが生成され、そのデータは30日間アクセスされ、2年間保持されます。企業は、AWSクラウド上でのアプリケーション実行コストを可能な限り低く抑えたいと考えています。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: D. バッチジョブの実行にAmazon EC2 On-Demand Instancesを展開します。データはAmazon S3 Standardに保存し、30日経過後にAmazon S3 Glacier Deep Archiveに移動します。2年後にデータを自動削除する有効期限を設定します。

解説

バッチジョブは「中断してはならない(cannot be disrupted)」という要件があるため、Spot Instancesは不適切です(Spot Instancesは予告なく終了される可能性があります)。したがって、AおよびCは除外されます。また、データは最初の30日間は頻繁にアクセスされるため、コストとパフォーマンスのバランスを考慮すると、S3 StandardまたはS3 Glacier Instant Retrievalが適しています。ただし、S3 Standardは長期保存には高コストであり、30日以降の保存コストを最小化するには、S3 Glacier Deep Archive(最もコスト効率の高いアーカイブストレージ)が最適です。Bは初めからS3 Glacier Instant Retrievalを使用しており、これは30日以内の低レイテンシアクセスに適していますが、初回アクセス頻度が高いことを考えると、S3 Standardの方が一般的に推奨されます。しかし、問題文では「30日間アクセスされ」とあり、即時取得が必要なケースを示唆しているため、Instant Retrievalも妥当です。一方、Dは初めにS3 Standardを使用し、30日後にDeep Archiveへ移行するという、典型的なライフサイクル管理に基づく合理的な設計です。ただし、分析ではBまたはDが正解とされています。両方ともOn-Demand Instancesを用いて中断リスクを回避し、30日後のコスト最適化のためにDeep Archive(BはInstant Retrieval→Deep Archive、DはStandard→Deep Archive)を活用しています。ただし、Bの選択肢では「S3 Glacier Instant Retrieval」から「S3 Glacier Deep Archive」への移行が明記されており、ライフサイクルポリシーによる自動移行が可能で、コスト面でも優れています。DはStandardからDeep Archiveへの移行ですが、Standardは30日間のアクセス需要には十分ですが、コストはBよりやや高くなります。したがって、コストを「可能な限り低く」するという要件に最も合致するのはBです。