Q71 — AWS SAA-C03 第13章
第 71/100 問 | ← 第13章
Q971. ある企業では Microsoft SQL Server データベースを運用しており、アプリケーションがそのデータベースに接続しています。この企業は、アプリケーションコードへの変更を最小限に抑えつつ、Amazon Aurora PostgreSQL データベースへ移行したいと考えています。これらの要件を満たすステップの組み合わせはどれですか?(2つ選択)
- A. AWS Schema Conversion Tool(AWS SCT)を使用して、アプリケーション内の SQL クエリを書き換える
- B. Aurora PostgreSQL で Babelfish を有効化し、アプリケーションからの SQL クエリを実行可能にする ✓
- C. AWS Schema Conversion Tool(AWS SCT)および AWS Database Migration Service(AWS DMS)を用いて、データベースのスキーマとデータを移行する ✓
- D. Amazon RDS Proxy を使用して、アプリケーションを Aurora PostgreSQL に接続させる
- E. AWS Database Migration Service(AWS DMS)を使用して、アプリケーション内の SQL クエリを書き換える
正解: B. Aurora PostgreSQL で Babelfish を有効化し、アプリケーションからの SQL クエリを実行可能にする, C. AWS Schema Conversion Tool(AWS SCT)および AWS Database Migration Service(AWS DMS)を用いて、データベースのスキーマとデータを移行する
解説
正解は B および C です。 B. Aurora PostgreSQL で Babelfish を有効化し、アプリケーションからの SQL クエリを実行可能にする: Babelfish は Aurora PostgreSQL の機能であり、Microsoft SQL Server との互換性を提供します。これにより、アプリケーション側のコード変更を最小限に抑え、既存の SQL Server 向けクエリをそのまま実行できます。これは「アプリケーションコードへの変更を最小限に抑える」という要件を直接満たします。 C. AWS Schema Conversion Tool(AWS SCT)および AWS Database Migration Service(AWS DMS)を用いて、データベースのスキーマとデータを移行する: AWS SCT は SQL Server のスキーマを Aurora PostgreSQL 互換形式に変換し、AWS DMS はデータの継続的なレプリケーションや移行を実行します。この組み合わせにより、データベースのスキーマとデータを確実に移行でき、Babelfish と併用することで、アプリケーションコードをほとんど変更せずに移行が可能です。 A および E は、アプリケーション内の SQL クエリを書き換えることを求め、結果としてアプリケーションコードの変更が必要になるため、要件に反します。 D は接続管理の最適化には役立ちますが、SQL Server と PostgreSQL 間の構文・プロトコル互換性を解決せず、アプリケーションのクエリ実行を保証しません。したがって、要件を満たす必須ステップではありません。 以上より、アプリケーションコードへの変更を最小限に抑えつつ移行を実現するには、B(Babelfish の有効化)と C(AWS SCT および AWS DMS を用いたスキーマ・データ移行)の組み合わせが最も適しています。