Q65 — AWS SAA-C03 第13章

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Q965. ある企業の経費管理アプリケーションでは、ユーザーが領収書の画像をアップロードできます。このアプリケーションは、領収書から情報を抽出するための分析処理を行い、元の画像ファイルを Amazon S3 に保存します。アプリケーションは Java で記述され、Application Load Balancer の後ろで Auto Scaling グループ内の Amazon EC2 On-Demand インスタンス上で実行されています。アプリケーションの人気向上に伴い、コンピューティングコストとストレージコストが増加しています。アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えることなく、最も大きなコスト削減を実現する解決策はどれですか?

正解: D. 必要となる最小数の EC2 インスタンス分の Compute Savings Plan を購入します。ピーク時のスケーリングには On-Demand インスタンスを使用します。S3 Lifecycle ポリシーを設定して、生の画像を 30 日後に低コストのストレージ階層(例:S3 Glacier)にアーカイブします。

解説

正解は D です。「必要となる最小数の EC2 インスタンス分の Compute Savings Plan を購入し、ピーク時のスケーリングには On-Demand インスタンスを活用し、S3 Lifecycle ポリシーで生の画像を 30 日後に低コストのストレージ階層へアーカイブする」この選択肢が、アプリケーションのパフォーマンスを損なわず、最も大幅なコスト削減を実現します。理由は以下の通りです。 1. 最小インスタンス数に対する Compute Savings Plan:アプリケーションのベース負荷(常に稼働させる必要がある最低限のインスタンス数)に対して Compute Savings Plan を適用することで、On-Demand 料金と比較して大幅なコスト削減が可能です。 2. ピーク時への On-Demand インスタンス活用:需要の急増時に柔軟にスケールアウトするため、ピーク時の追加インスタンスには On-Demand インスタンスを用いることで、過剰な予約コストを回避しつつパフォーマンスを維持できます。 3. S3 Lifecycle ポリシーによるストレージコスト最適化:頻繁にアクセスされない生の画像を、30 日経過後に S3 Glacier や S3 Glacier Deep Archive などの低コストストレージ階層へ自動移行することで、長期的なストレージ費用を大幅に削減できます。 他の選択肢との比較: ・A:Amazon EFS は S3 と比較してコストが高く、またライフサイクル管理機能がないため、ストレージコスト削減効果は限定的です。 ・B:Auto Scaling グループの最小インスタンス数を減らすと、トラフィックの多い時間帯に応答遅延やタイムアウトが発生し、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。 ・C:最大インスタンス数を減らすだけでは、ベース負荷のコスト削減が不十分であり、コンピューティング全体のコスト増加に対応できません。また、ストレージ最適化は行われますが、コンピューティング面での最適化が欠けています。 以上より、D はコンピューティング(Savings Plan + On-Demand)、およびストレージ(S3 Lifecycle)の両面で最適化を図り、パフォーマンスを維持したまま総合的に最大のコスト削減を実現します。