Q58 — AWS SAA-C03 第13章
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Q958. ある企業がユーザーのデータを AWS 上に保存しています。このデータは継続的に使用されており、業務時間帯に使用量のピークを迎えます。アクセスパターンは変動が大きく、数か月間まったくアクセスされないデータも存在します。ソリューションアーキテクトは、最高レベルの耐久性と高可用性を維持しつつ、費用対効果の高いストレージソリューションを選択する必要があります。これらの要件を満たすストレージソリューションはどれですか?
- A. Amazon S3 Standard
- B. Amazon S3 Intelligent-Tiering ✓
- C. Amazon S3 Glacier Deep Archive
- D. Amazon S3 One Zone-Infrequent Access (S3 One Zone-IA)
正解: B. Amazon S3 Intelligent-Tiering
解説
これらの要件を満たすストレージソリューションは、選択肢 B の Amazon S3 Intelligent-Tiering です。その理由は以下の通りです。 ・費用対効果:Intelligent-Tiering は、アクセス頻度に応じて自動的に「頻繁アクセス層(Frequent Access)」「低頻度アクセス層(Infrequent Access)」「アーカイブ層(Archive Access)」の間でデータを移動させます。これにより、頻繁にアクセスされるデータは最もコスト効率の良い階層に配置され、ストレージコストが最適化されます。 ・高い耐久性:S3 Intelligent-Tiering は、他の S3 ストレージクラスと同様に、99.999999999%(11個の9)という極めて高い耐久性を提供します。 ・高い可用性:Amazon S3 自体は非常に高い可用性を持つサービスであり、ピーク時の負荷時でもデータへのアクセスを保証します。 ・変動するアクセスパターンへの対応:Intelligent-Tiering は、アクセス頻度が不規則なデータに特に適しており、実際の利用状況に基づいて自動的にストレージ階層を調整することで、低頻度アクセスデータのコストを削減できます。 他の選択肢が不適切な理由: A. Amazon S3 Standard:高い耐久性と可用性を備えていますが、すべてのデータを高コストの「標準」階層に保存するため、低頻度アクセスデータには費用対効果が低いです。 C. Amazon S3 Glacier Deep Archive:数年単位の長期アーカイブ向けに設計されており、アクセス遅延が数時間〜数日かかるため、継続的に使用されるデータ(たとえアクセス頻度が変動しても)には不適切です。 D. Amazon S3 One Zone-Infrequent Access(S3 One Zone-IA):コストは低いものの、単一のアベイラビリティゾーン内でのみデータを保持するため、可用性が制限されています。特にピーク時の高可用性要件を満たすことができません。 まとめ: Amazon S3 Intelligent-Tiering は、変動するアクセスパターンを持つユーザーデータを、高い耐久性と可用性を維持しつつ、利用状況に応じて自動的に最適なコストで保存できる、理想的なソリューションです。