Q10 — AWS SAA-C03 第13章

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Q910. ある企業は、AWSクラウド上で重要なストレージアプリケーションを実行しています。このアプリケーションでは、2つのAWSリージョンでAmazon S3を使用しています。同社は、リモートユーザーのデータを、パブリックネットワークの混雑を避け、最も近いS3バケットに送信したいと考えています。また、Amazon S3に関する管理作業を最小限に抑えながら、障害発生時に自動的にフェイルオーバーできるようにしたいと考えています。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: D. Amazon S3でマルチリージョンアクセスポイントをアクティブ-アクティブ構成で設定し、単一のグローバルエンドポイントを使用します。また、S3クロスリージョンレプリケーションを設定します。

解説

ユーザーのデータを最も近いS3バケットに送信し、パブリックネットワークの混雑を回避するとともに、最小限の管理作業でフェイルオーバーを実現するには、選択肢Dが最も適しています。Amazon S3のマルチリージョンアクセスポイントをアクティブ-アクティブ構成で設定し、単一のグローバルエンドポイントを使用することで、複数のリージョンにまたがるアクセスポイントを統合管理しつつ、ユーザーの地理的位置に基づいて最適なS3バケットへ低遅延でデータをルーティングできます。これにより、ネットワーク混雑の回避と応答性の向上が実現されます。さらに、S3クロスリージョンレプリケーションを設定することで、異なるリージョン間でのデータの自動同期が保証され、冗長性とフェイルオーバー機能が提供されます。あるリージョンで障害や停止が発生した場合でも、アプリケーションは追加の手動介入や管理作業を必要とせずに、他方のリージョンへシームレスに切り替わります。選択肢Aは、地域ごとの可用性と低遅延を提供しますが、最小管理でのフェイルオーバーという要件には対応していません。選択肢Bは、各リージョンに個別のグローバルエンドポイントを作成するため、ユーザーに最も近いバケットへのルーティングが保証されず、リモートユーザーにとって遅延が増加する可能性があります。選択肢Cは、ユーザーに近いエンドポイントへの送信とクロスアカウントレプリケーションによる同期を実現しますが、マルチリージョンアクセスポイントほど簡易かつ信頼性の高いフェイルオーバー機能を提供しません。以上より、選択肢D(Amazon S3マルチリージョンアクセスポイントのアクティブ-アクティブ構成+単一グローバルエンドポイント+S3クロスリージョンレプリケーション)が、最も適切なソリューションです。