Q69 — AWS SAA-C03 第12章

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Q869. ある企業には、1日に数百個のファイルを生成するオンプレミスのビジネスアプリケーションがあります。これらのファイルはSMBファイル共有に保存されており、アプリケーションサーバーとの低遅延接続が必要です。新しい企業ポリシーにより、アプリケーションが生成するすべてのファイルをAWSにコピーする必要があります。既にAWSへのVPN接続が確立されています。アプリケーション開発チームは、アプリケーションをAWSに移行するために必要なコード変更を行う余裕がありません。このアプリケーションがファイルをAWSにコピーできるようにするには、ソリューションアーキテクトが推奨すべきサービスはどれですか?

正解: D. AWS Storage Gateway

解説

このシナリオにおいて、ソリューションアーキテクトが推奨すべきサービスは、D. AWS Storage Gatewayです。理由は以下の通りです:要件は、アプリケーション自体の移行やコード変更を行わずに、オンプレミスのビジネスアプリケーションが生成したファイルをAWSにコピーすることです。AWS Storage Gatewayは、オンプレミス環境とAWSストレージサービスをシームレスに統合するハイブリッドクラウドストレージサービスです。オンプレミス環境にAWS Storage Gateway(特にFile Gatewayタイプ)を展開することで、SMBファイル共有上に保存されたアプリケーション生成ファイルを容易にAWSにコピーできます。また、既存のVPN接続を活用してAWSとの低遅延接続を実現し、ファイル転送時の遅延を最小限に抑えられます。このシナリオでAWS Storage Gatewayを選択する主な根拠は以下のとおりです:1. 互換性:AWS Storage GatewayはSMBファイル共有をサポートしており、オンプレミスアプリケーションは既存のSMBファイル共有をそのまま利用でき、一切の変更を必要としません。2. 低遅延接続:アプリケーションサーバーとの低遅延接続が必須という要件を満たすため、既存のVPN接続経由でのファイル転送が可能です。3. コード変更の不要性:開発チームがコード変更を行う時間がないという制約のもと、AWS Storage Gatewayを導入すれば、アプリケーション側の変更を一切行わず、ファイル生成を継続できます。Amazon Elastic File System(Amazon EFS)(選択肢A)はAWSが提供するマネージドなファイルストレージサービスですが、オンプレミス環境やSMBファイル共有との直接的な統合を目的としていません。Amazon FSx for Windows File Server(選択肢B)もAWSのマネージドファイルストレージサービスであり、SMBプロトコルをサポートしていますが、オンプレミス環境とAWSのストレージサービスをシームレスに統合するという点では、AWS Storage Gatewayが専門的に設計されています。AWS Snowball(選択肢C)は、ネットワーク転送が現実的でない場合の大量データ移行向けのサービスであり、リアルタイムなファイル複製や低遅延接続を目的としたものではありません。したがって、このシナリオに最も適したサービスはAWS Storage Gateway(選択肢D)です。