Q20 — AWS SAA-C03 第12章
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Q820. データ分析会社が、世界中に80のオフィスを保有しています。各オフィスには1 PBのデータが保存されており、インターネット帯域幅は1~2 Gbpsです。同社は、これらのオフィスからAmazon S3へ大量のデータを一度限り移行する必要があります。移行は4週間以内に完了しなければなりません。これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?
- A. 各オフィスに新しい10 GbpsのAWS Direct Connect接続を確立し、データをAmazon S3に転送する。
- B. 複数台のAWS Snowball Edgeストレージ最適化デバイスを使用して、データを保存・転送し、Amazon S3に取り込む。 ✓
- C. AWS Snowmobileを使用して、データを保存・転送し、Amazon S3に取り込む。
- D. AWS Storage Gateway Volume Gatewayをセットアップして、データをAmazon S3に転送する。
正解: B. 複数台のAWS Snowball Edgeストレージ最適化デバイスを使用して、データを保存・転送し、Amazon S3に取り込む。
解説
要件を最もコスト効率よく満たすソリューションは、選択肢B(複数台のAWS Snowball Edgeストレージ最適化デバイスを使用して、データを保存・転送し、Amazon S3に取り込む)です。AWS Snowball Edgeは、大規模なデータをAWSと安全かつ効率的に転送・処理するための物理デバイスであり、ストレージ最適化タイプは特にデータ移行向けに設計されており、1台あたり最大80 TBのデータを扱えます。本シナリオでは、80オフィス×各1 PB(合計80 PB)のデータを移行する必要があり、複数台のSnowball Edgeデバイスを活用することで、現実的かつコスト効率の高いアプローチとなります。各オフィスでデータをSnowball Edgeデバイスにローカル転送した後、デバイスをAWSリージョンへ配送し、そこでAmazon S3へデータをロードします。この方法により、高帯域幅の新規ネットワーク接続(例:Direct Connect)や、Snowmobileのような特殊な大規模転送サービスへの依存を回避できます。また、物理デバイスによる輸送・転送は、インターネット帯域幅のみに頼るよりもコスト効率が高く、さらに複数デバイスを並列で使用することでスケーラブルな移行が可能となり、全体の移行期間も短縮されます。選択肢A(各オフィスへの10 Gbps AWS Direct Connect接続の新規構築)は、多数の拠点にわたって導入する場合、費用および設置期間の面で非現実的です。選択肢C(AWS Snowmobile)はエクサバイト規模のデータ移行に特化しており、80 PBという1回限りの移行には過剰かつコスト効率が悪いです。選択肢D(AWS Storage Gateway Volume Gateway)は、オンプレミスとクラウド間の継続的なデータ同期に適しており、大規模な一括移行には不向きです。したがって、選択肢Bが、同社のオフィスからAmazon S3への大規模データの一括移行に最もコスト効率の良いソリューションです。