Q77 — AWS SAA-C03 第11章

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Q777. ある企業は、顧客に対して自社のデータへの安全なアクセスを提供する必要があります。この企業は顧客データを処理し、その結果を Amazon S3 バケットに保存します。すべてのデータは厳格な規制およびセキュリティ要件の対象となります。データは静止時(at rest)に暗号化される必要があります。また、各顧客は自社の AWS アカウントから自社のデータのみにアクセスできる必要があります。さらに、同社の従業員がそのデータにアクセスできないようにする必要があります。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: C. 各顧客ごとに個別の AWS Key Management Service (AWS KMS) キーをプロビジョニングし、サーバー側でデータを暗号化します。各 KMS キーポリシー内で、顧客が提供する IAM ロール以外のすべてのプリンシパルに対するデータの復号を拒否します。

解説

1. 各顧客ごとに個別の AWS Key Management Service (AWS KMS) キーをプロビジョニング:顧客単位で暗号化を管理するために、各顧客に専用の KMS キーを割り当てます。これにより、各顧客のデータを個別に暗号化できます。 2. サーバー側でデータを暗号化:Amazon S3 に保存されるデータを、顧客固有の KMS キーでサーバー側暗号化(SSE-KMS)します。これにより、データは静止時に確実に暗号化されます。 3. 各 KMS キーポリシー内で、顧客が提供する IAM ロール以外のすべてのプリンシパルに対するデータの復号を拒否:KMS キーポリシーを活用して、暗号化されたデータへのアクセスを厳密に制御します。顧客が提供する特定の IAM ロールのみが復号権限を持つよう設定することで、他のいかなるプリンシパル(例:企業の従業員)もデータにアクセスできなくなります。 他選択肢が不適切な理由: A・D:AWS Certificate Manager(ACM)は SSL/TLS 証明書の管理に特化しており、S3 に保存された顧客データの暗号化や細粒度なアクセス制御には直接対応していません。クライアント側暗号化と ACM 証明書の組み合わせは、追加のカスタム実装を必要とし、また証明書ポリシーによるアクセス制御は、KMS キーポリシーほど柔軟性・精度が高くありません。 B:S3 バケットポリシーのみで復号アクセスを制御しようとすると、暗号化キーそのものへのアクセス制御が不十分になり、セキュリティ上のギャップが生じる可能性があります。KMS キーポリシーによる制御の方が、暗号化キー単位でのアクセス権限管理としてより正確かつ強力です。 したがって、顧客データへの安全なアクセス提供、静止時暗号化、顧客単位のアクセス制御、および従業員によるデータアクセス防止というすべての要件を満たす最も適切なソリューションは、選択肢 C です。