Q85 — AWS SAA-C03 第10章
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Q685. ある企業が、Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)上で展開されるマイクロサービスベースのアプリケーションを構築しています。これらのマイクロサービスは相互に連携して動作します。企業は、将来的にパフォーマンス問題を特定できるよう、アプリケーションを可観測性(observability)の高い状態にしたいと考えています。 この要件を満たすソリューションはどれですか?
- A. アプリケーションを Amazon ElastiCache を使用するように設定し、マイクロサービスへのリクエスト数を削減する
- B. Amazon CloudWatch Container Insights を設定して EKS クラスターからメトリクスを収集し、AWS X-Ray を設定してマイクロサービス間のリクエストをトレースする ✓
- C. AWS CloudTrail を設定して API 呼び出しを確認し、Amazon QuickSight のダッシュボードを構築してマイクロサービス間の連携を監視する
- D. AWS Trusted Advisor を使用してアプリケーションのパフォーマンスを把握する
正解: B. Amazon CloudWatch Container Insights を設定して EKS クラスターからメトリクスを収集し、AWS X-Ray を設定してマイクロサービス間のリクエストをトレースする
解説
Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)上で実行されるマイクロサービスベースのアプリケーションの可観測性を確保し、将来のパフォーマンス問題を特定するには、選択肢 B が最も適しています:Amazon CloudWatch Container Insights を使用して EKS クラスターのメトリクスを収集し、AWS X-Ray を使用してマイクロサービス間のリクエストをトレースするという構成です。 選択肢 A:Amazon ElastiCache を導入してリクエスト数を削減する方法は、キャッシュによるパフォーマンス向上には有効ですが、マイクロサービスアーキテクチャ内のパフォーマンス問題の検出や可観測性の確保という要件を直接満たしません。 選択肢 C:AWS CloudTrail は API 呼び出しのログ記録・監査に適したサービスですが、マイクロサービス間の分散トレースやリアルタイムなパフォーマンス分析といった可観測性の要件には対応していません。また、Amazon QuickSight はビジネスインテリジェンス向けのサービスであり、運用監視や即時的な可観測性の提供には不向きです。 選択肢 D:AWS Trusted Advisor は、AWS リソースの最適化・セキュリティ・コスト・パフォーマンスに関する推奨事項を提供するサービスですが、アプリケーションレベルのリアルタイム可観測性や分散トレース機能は備えておらず、マイクロサービスのパフォーマンスボトルネックの特定には使えません。 選択肢 B:Amazon CloudWatch Container Insights は、EKS 上で実行されるコンテナワークロードのモニタリングと可観測性を提供し、クラスターのメトリクスおよびログを収集できます。一方、AWS X-Ray は分散トレーシングシステムであり、リクエストが各マイクロサービスを通過する際のパスやレイテンシー、依存関係を可視化することで、パフォーマンスボトルネックの特定を支援します。この2つのサービスを組み合わせることで、マイクロサービスアーキテクチャ全体にわたる包括的な可観測性とパフォーマンス分析が可能になります。 したがって、正しい答えは B です。