Q43 — AWS SAA-C03 第10章

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Q643. ある会社が、6週間以内に10 PBのデータをAmazon S3に移行する計画です。現在のデータセンターにはインターネット接続用の500 Mbpsアップリンクがあり、他のオンプレミスアプリケーションもこのアップリンクを共有しています。この一時的な移行タスクには、インターネット帯域幅の80%まで使用できます。これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

正解: D. 複数台のAWS Snowballデバイスを注文し、データをデバイスにコピーした後、デバイスをAWSに送付して、AWSがAmazon S3へデータをコピーする

解説

10 PBのデータを6週間以内にAmazon S3へ移行するという要件を満たすには、限られたアップリンク帯域幅(500 Mbpsの80%=400 Mbps)を考慮し、ネットワーク経由での転送が非現実的または非効率な大規模データ移行に特化したサービスを利用する必要があります。この点で最も適したソリューションは、選択肢Dです。AWS Snowballは、インターネット経由での転送が困難・非効率な大規模データ移行のために設計されたサービスです。複数台のAWS Snowballデバイスを注文することで、データセンター内で高速なローカル転送(例:10 Gbps Ethernetなど)を活用してデータをデバイスにロードできます。その後、物理的にデバイスをAWSに送付すれば、AWS側で安全かつ高速にAmazon S3へデータがコピーされます。これにより、移行期間が大幅に短縮され、限られたインターネットアップリンクへの影響も最小限に抑えられます。一方、選択肢A(AWS DataSync)は継続的なデータ同期には有効ですが、今回の10 PBという大規模な一時移行には不向きです。ネットワーク帯域幅に依存するため、目標の6週間以内の完了が困難です。選択肢B(rsync)および選択肢C(AWS CLIによる並列コピー)も同様に、400 Mbpsの実効帯域幅に制約され、理論上の転送時間は約4.8か月(10 PB ÷ (400 Mbps × 0.8 × 60 × 60 × 24 × 7 × 6) を計算すると明らか)となり、6週間という期限を大きく下回ります。したがって、限られたアップリンク帯域幅と6週間という厳しいタイムラインを同時に満たす唯一現実的なソリューションは、選択肢Dです。