Q4 — AWS SAA-C03 第10章

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Q604. ある企業は、単一のAWSリージョンで動作する地域ベースのサブスクリプション型ストリーミングサービスを提供しています。アーキテクチャは、Amazon EC2インスタンス上で実行されるWebサーバーおよびアプリケーションサーバーで構成されています。これらのEC2インスタンスは、Elastic Load Balancerの後ろでAuto Scalingグループに配置されています。また、Amazon Auroraグローバルデータベースクラスターが複数の可用性ゾーン(AZ)にまたがって展開されています。この企業はグローバル展開を計画しており、アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えたいと考えています。最も高いフォールトトレランス(障害耐性)を提供するソリューションはどれですか?

正解: D. Webレイヤーおよびアプリケーションレイヤーを第2のリージョンにデプロイします。Amazon Auroraグローバルデータベースを用いて、プライマリリージョンおよび第2のリージョンにデータベースを展開します。Amazon Route 53のヘルスチェックとフェイルオーバールーティングポリシーを用いて、第2のリージョンへトラフィックを切り替え、必要に応じてセカンダリをプライマリとして昇格させます。

解説

最も高いフォールトトレランスを実現するには、アプリケーション層とデータベース層の両方において、リージョン間の冗長性と自動的なフェイルオーバー機能を備えた設計が必要です。選択肢Dは、Auroraグローバルデータベース(低遅延・高可用性のクロスリージョンレプリケーションを提供)を採用し、アプリケーション層も完全に第2のリージョンにデプロイしているため、リージョン全体の障害に対しても迅速な復旧が可能です。また、Route 53のヘルスチェックとフェイルオーバールーティングにより、自動的なトラフィック切り替えが可能であり、手動による昇格操作(「Promote the secondary to primary as needed」)は、緊急時や意図的なリージョン切替時の補完的手段として適切です。一方、選択肢AはAuto Scalingグループを第2のリージョンの可用性ゾーンに拡張すると記述されていますが、これは誤りです(可用性ゾーンは同一リージョン内に存在し、他リージョンには存在しません)。選択肢BはクロスリージョンAuroraレプリカを用いていますが、Auroraグローバルデータベースではなく、昇格(Promotion)に時間がかかる可能性があり、RPO/RTOの観点で劣ります。選択肢CのAWS DMSは非同期レプリケーションであり、リアルタイム性や自動フェイルオーバー対応が不十分です。したがって、Dが最も高いフォールトトレランスを提供する正解です。